こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「造形モルタル」という言葉をご存じですか。
初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。
実は、造形モルタルなら、既製品では表現できないものを作り出せるのです。
今回は、造形モルタルについて、施工の際に必要となる材料をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
造形モルタルという言葉に聞き馴染みがない方も多いと思います。
しかし、遊園地などのテーマパークでアンティーク調の外壁や石などを見たことがある人は多いでしょう。
モルタル造形とは、モルタルを使ってそのような外観を作る技術のことです。
実は、モルタル造形の技術を用いれば、既製品では表現できないものを作り出せます。
例えば、年月を経て味が出た外壁や古いおとぎ話に出てくるような置物など、雰囲気のある空間を作り上げられるのです。
既製品では表現できないようなものを作れるモルタルですが、モルタルは一体何でできているのか、疑問に思われる方も多いでしょう。
ここでは、造形モルタルに必要な材料をご紹介します。
まず、ギルトセメントかモルタルのどちらかが必須となります。
ギルトセメントとは、セメントよりも造形に優れている素材であり、初心者でも簡単に練ることが可能です。
造形のしやすさや、モルタル造形の滑らかさなど、仕上がりの観点からも魅力的です。
色としては、灰色や白色が販売されています。
また、硬化発泡プラスチックであるスタイロフォームも、モルタルを付着させて作品を作る上での必須材料です。
これは、本来は建築材として断熱材料として使用されます。
普通の発泡スチロールよりも屋外向きで軽いのが特徴です。
その他にも、スタイロフォームをくっつけて下地にするための接着剤や、塗装の際に使う刷毛と左官ごても必要になりますね。
専用の接着剤を使えば、しっかりとくっつくので、モルタルを乗せてもずれる心配がないでしょう。
左官ごてにも幅や形に種類があるので、塗装するモルタルの規模によって様々な種類のものを準備すると良いですね。
今回は、造形モルタルについて、必要となる材料をご紹介しました。
当社では、モルタル造形やエイジング塗装などの施工を行っております。
ご自身の店舗内装のデザインについてお悩みの方は、一度当社にご相談ください。
お客様としっかり打ち合わせをして、手作りで造っていきますので、様々なオーダーに対応いたします。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。