こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
モルタル造形の外壁を取り入れようかお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、モルタル造形の外壁のメリットとデメリットについてご紹介します。
遊園地にアンティーク調の木や外壁、石を見かけたことはありませんか。
モルタル造形とは、そのようなアンティーク調の外観を作れる技術のことです。
モルタル造形の外壁のメリットはたくさんありますが、ここでは3つご紹介します。
これらのメリットを参考に、モルタル造形の外壁を取り入れてみてはいかがでしょうか。
まず1つ目は、デザインの自由度が高いことです。
モルタル造形には、仕上げの方法にたくさんの種類があります。
工事方法や混ぜる繊維や砂の素材の組み合わせによって、多くのパターンを作れます。
さらに、サイディングのような繋ぎ目がないため、見た目が美しいことが特徴です。
そのため、複雑な形の建物でも簡単に作れますね。
また、手仕上げの温かみを感じられることも特徴です。
2つ目は、金属製の外壁材のように熱くならないことです。
金属製の素材を使った外壁は、太陽光によって温度が上昇しやすいですよね。
室内の温度も上昇します。
そのため、遮断効果の高い塗料を塗る必要があります。
しかしモルタル造形を取り入れることで、温度が上昇しにくくなります。
また、遮断効果の高い塗料を塗ることで、さらに効果が期待できるためおすすめです。
夏場の冷房にかかる費用の節約に繋がりますね。
3つ目は、耐火性や耐久性が高いことです。
モルタル造形の原料は、砂やセメント、そして水であり、全てが不燃性の素材です。
そのため、高熱や炎にさらされてもすぐに燃えることはありません。
また、不燃性であることから、有害ガスが発生しないことも特徴です。
さらに、強風で飛散物にぶつかった場合でも、簡単に破損しない耐久性も兼ね備えています。
しかし、モルタル造形による外壁は、メリットだけでなくデメリットもあります。
ここではデメリットについてご紹介します。
まず、劣化や汚れが目立ちやすいことです。
モルタル外壁の特徴として、凹凸のある物が多いことが挙げられます。
そのため、凹凸に汚れが溜まりやすいのです。
また、年月が経つと劣化が目立ちやすくなります。
メンテナンスを怠ると、外壁が薄汚れた状態になるでしょう。
綺麗な外壁を保つために、定期的にメンテナンスを行うと良いですね。
さらにデメリットとして、ひび割れが起きやすいことが挙げられます。
モルタル造形による外壁を塗る際には、水を使います。
塗料が乾燥すると収縮が起きるため、ひび割れが起きる可能性が高くなります。
また、外壁に使う素材の吸水性が高いこともひび割れの原因になります。
外壁の内側で水分が移動すると、ひび割れが発生する可能性があるため注意しましょう。
この記事では、モルタル外壁のメリットとデメリットについてご紹介しました。
デザインの自由度が高いことや耐火性、耐久性が高いことがメリットです。
デメリットとして、劣化や汚れが目立ちやすいことが挙げられます。
モルタル造形の外壁をお考えの方は、当社が最適なご提案をしますのでお気軽にご相談ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。