こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「エイジング塗装でおしゃれな店舗内装を実現したい」
このようにお考えの方は多いと思います。
エイジング塗装は、ノスタルジックな風合いの内装をデザインしたい場合にとても有効です。
今回は、エイジング塗装について解説します。
「エイジング」とは、時が経つという意味です。
そして、エイジング塗装は、物を経年劣化させたような見た目に塗装する技術を指します。
そのため、経年劣化によって現れる独特の風合いや質感を再現できます。
このエイジング塗装は、以下のような要望に応えられます。
・壁を100年経過したような見た目にする
・新品の木を古い木材のように加工する
・石に苔をつける
・鉄に錆がついたように見せる
このように、あえて劣化したり、時間が経ったりしたように見せられることが、大きな魅力と言えます。
当社では、テーマパークで使用されている塗料を使っているため、本格的なエイジング塗装が可能です。
エイジング塗装についてご理解いただけたでしょうか。
次に、エイジング塗装の施工手順を紹介します。
一般的な塗装と大きな差はありませんが、独特な風合いを出すために、塗り方や塗料の色に工夫が加えられます。
まず、塗装をするにあたって下地作りを行います。
例えば、木の場合は、防腐処理を施します。
その後、エイジング塗装を施し、独特の風合いを表現します。
木の椅子を白っぽくエイジング塗装する場合、あえて濃い茶色を下塗りし、その他の色で微妙な汚れを表現します。
そして、その上に白いペンキを上塗りした後、塗膜を焙ってひび割れを起こし、より劣化の様子を再現します。
エイジング塗装が完了したら、クリアやオイルなどの保護剤を塗ります。
これは木の塗装の例ですが、鉄などの金属類でも基本的な手順は同じです。
具体的には、鉄の下地に錆止めを施し、密着性や耐久性を高めた上で、エイジング塗装をし、保護剤をかけて完成です。
エイジング塗装は、デザインのセンスや塗り方などが完成度に大きく影響を与えます。
そのため、店舗の内装などでエイジング塗装をしたい方は、業者に依頼することをおすすめします。
以上、エイジング塗装とは何か、施工手順を紹介しました。
エイジング塗装にしか出せない独特の風合いは、内装デザインのレベルを引き上げるかもしれません。
今回の記事を参考に、エイジング塗装を検討してみてください。
なお、当社でもエイジング塗装の施工を行っております。
ご不明点があれば、気軽にご相談ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。