こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「店舗デザインを考えていて、飲食店のレイアウトを知りたい」
「効率が良くなる飲食店のレイアウトについて知りたい」
このように、飲食店の店舗デザインを考えていて、効率の良くなるレイアウトが知りたい方が多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、飲食店の店舗デザインを工夫して効率を上げる方法をご紹介します。
飲食店では、店舗デザインを考えることはとても重要です。
ピークタイムなどで店舗が混雑したときに、いかに効率良く案内して回転率を上げるかが、その店を長生きさせられるかどうかにかかっています。
デザイン性の高さやお客様と従業員の動線、店舗自体の使い勝手が良く考えられた店舗デザインにする必要があります。
ここでは、飲食店の効率を上げるための店舗デザインについてご紹介します。
人間の本能的な習性として、左回りをする習性があります。
この習性は、現代社会にもたくさん活用されています。
例えば、コンビニやスーパーなどの店舗などは、お客が左回りに動いていくような設計・配置されている場合が多いです。
このように、店舗の案内を左回りにすることで、より自然な感覚で店舗を動いてくれるようになります。
また、テーマごとに「ゾーンニング」するのも効率を上げるのに効果的です。
ゾーニングとは、店舗内のゾーンごとにストーリーを描くことを意味しています。
店舗の広さが20坪以上であれば、ゾーニングはとても有効です。
お客を恋人や友達、仕事といったシチュエーションごとにテーブルの雰囲気を変化させます。
景色の見える席と個室の配置などで、理想の雰囲気に沿ったストーリーを持たせましょう。
「次もここに座りたい」と思わせられれば、リピーターを獲得できます。
レイアウトが悪く、回転が遅いなどの理由でお客が入らないなどの「チャンスロス」はとても勿体無いです。
そのため、飲食店を始めるときは、店舗デザインを考えるとともに、レイアウトを考えることが大切です。
テーブルやイスなどのレイアウトを工夫すると、回転率を高めることや人件費の節約にも繋がります。
ここでは、飲食店の効率を上げるためのレイアウトをご紹介します。
飲食店の作業効率を上げるには、客席のレイアウトが重要です。
従業員が動きやすい動線にしたり、お客からのオーダーに瞬時に気づけたりするようなレイアウトにすることが必要です。
お客と従業員がスムーズに動ける動線は、メインとなる通路の幅が1.2m以上、それ以外の通路の幅は60cm以上ある方が良いです。
客席のレイアウトで動線を考えるときは、お客と従業員がぶつからない程度の幅を確保することをおすすめします。
飲食店の作業効率を上げるレイアウトも重要ですが、店舗の雰囲気にあったレイアウトも同時に考える必要があります。
効率や回転率だけを重視したレイアウトにすると、上品さを失ってしまう場合があります。
店舗の求める雰囲気が、高級感や上品さの場合は、各テーブルの間隔を広めに取る方が良いです。
反対に、回転率や効率を重視して、たくさんのお客に来てもらいたい場合は、各テーブルの間隔を狭めに設定します。
今回は、飲食店の店舗デザインを工夫して効率を上げる方法についてご紹介しました。
当社では、店舗デザインについてのご相談をWebサイトから受け付けております。
オフィスデザインの専門家が、お客様の店舗デザインに関するお悩みを解決します。
店舗のデザインでお悩みの方はぜひ一度、当社までお問い合わせください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。