こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「店舗デザインを決定するときは、何に気をつけるべきか知りたい」
「店舗デザインを決めるときのコンセプトはどのように決めるのか知りたい」
このように、新しい店舗のデザインを考えている方が多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、店舗デザインに重要なコンセプトについてご説明します。
店舗デザインを考えるときには、コンセプトを考えることが重要です。
コンセプトが決まっていないと、デザイン業者に依頼する場合や自社でデザインする場合でも、スムーズに進まなくなります。
では、コンセプトを決めるときの基本についてご説明します。
コンセプトを決める上で最も重要になるのは、誰に売るかを考えて、ターゲットを絞ることです。
ターゲットを決めるときは、男女比率や年齢層を設定します。
そのときに、ファミリー層・会社員・学生・観光客などの生活スタイルや利用する目的まで考えておくことをおすすめします。
このように、ターゲットを明確にしておくことで、店舗デザインの雰囲気などを決めやすくなります。
次に、ターゲットを決めるとともに、何を売るかを考えことも重要です。
小売業の場合は商品のラインナップ、飲食店であればメニュー、美容院であればカットやサービスなどを明確にします。
競合店との商品やサービスより何が優れているかを考え、自社の特徴を全面的にアピールできるようにしましょう。
アピールしたい商品やサービスを明確に決めることで、それらにあった店舗デザインを考えられます。
商品やサービスに加えて、価格を決定することで、よりその店舗に適した店舗デザインが可能になります。
また、店舗を構える場所も重要です。
店舗が提供する商品やサービスが、出店する場所のマーケットに適しているかどうかは、その後の経営に大きく影響します。
出店する場所を決めるときは、立地のタイプに加えて、周辺の状況も調べておく必要があります。
ターゲットの店舗周辺での動きは、周りの施設に大きく影響されます。
競合店が近くにある場合は、差別化もしなければなりません。
そのため、地域が決まってからも、どのような建物で出店するのかによってデザインは異なります。
上記では、店舗デザインを決めるときのコンセプトの重要性をご紹介しました。
ここでは、コンセプトの決め方についてご紹介します。
SWOT法とは、ブレーンストーミング手法の1つで、理想の店舗を、その要素は何なのかを考え、言語化して分析する方法です。
SWOTのSはStrength(強み)、WはWeakness(弱み)、OはOpportunity(機会)、TはThreat(脅威)を表しています。
これら頭文字の4つのカテゴリーを、できるだけたくさんの要素を言葉に表して考えます。
SWOT法を用いてコンセプトを考えることで、より明確に実現したい店舗のコンセプトが見えてくるので、店舗デザインもより良いものに仕上がります。
ポジショニングから考える方法は、上記でもご紹介しましたが、地域レベルでコンセプトを考えることです。
新しく店舗を出そうと思っている地域に、競合のどのような店舗があるかを調査します。
その結果、自分の店舗が他の店舗と差別化ができるかどうかを確認できます。
縦軸と横軸をかき、それぞれの軸にキーワードを決めます。
そこで、同じ地域に同じ業態の同じ特徴を持つ店舗がないかどうかがひと目で分かります。
今回は、店舗デザインに重要なコンセプトについてご説明しました。
当社では、店舗デザインについてのご相談を電話から随時受け付けております。
オフィスデザインの専門家が、お客様の店舗デザインに関するお悩みを全力で解決します。
店舗デザインにお困りの方はぜひ一度、当社までお問い合わせください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。