こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「自分の新しい店をオープンしようと思っている」
「店作りのスケジュールについて知りたい」
このように、店をオープンするときのスケジュールについて知らない方が多くいらっしゃると思います。
店を作りたいとは思ってもどんな工数を踏むのかわからないですよね。
しかし、スケジュールやかかる期間をわかっていないと自分の思う通りに進められないかもしれません。
そこで今回は、店舗デザインのスケジュールについて詳しく解説します。
実際に工事が進んでしまえばあとは業者に一任すればいいのですが、それまでの工数に時間と労力が必要です。
ここでは、工事開始までの細かな工数を分けて解説します。
打ち合わせの最初の段階は、オープンする店の基本を構想します。
例えば、お店のコンセプトを決めたり統一したテーマを確定したりすることである程度のイメージを作ります。
コンセプトは、誰に何をどのように届けるのか、を意識して考えましょう。
お店のコンセプトがしっかり定まっていると、その後にデザインの設計や細かい席配置を考えやすくなります。
また、どこの物件にするのかを選定するのもこの時期に行います。
1人で考えるのには限界があると思うので、専門家と相談しながらじっくりと決めましょう。
場所を決めて店のテーマやコンセプトを決めた後は、実際に作っていく店舗デザインの設計に取り掛かります。
最近ではCGパースという、コンピューター上に図面を展開してデザインを作り上げる手法が取り入れられています。
デザインを作るとき、見た目がどう見えるかを意識して作ると思いますが、見た目だけではいいデザインは出来上がりません。
見た目とともに、お客様の過ごしやすさを意識して設計することが必要です。
過ごしやすさを作り出すには入念なシミュレーションや調査を繰り返して、できるだけ完璧なデザインを作りましょう。
デザインをある程度固めた後、見積もりをした後に契約を交わします。
ここで大事なのは、業者にしっかりと見積もりを行ってもらうことです。
全体の費用の相場は見積もりをして初めてわかると思います。
1社だけではなく複数の会社に見積もり依頼をして、相場を理解した上で契約を交わしましょう。
具体的な工事期間は自分がどんな店をオープンするのかによって変わります。
例えば、飲食店をオープンする際には最大8週間ほど工事に時間がかかります。
飲食店や美容院は長めの期間を要するのですが、それは場所の設計に加えて水道やガスの整備が必要なためです。
逆に、雑貨屋のような物を陳列して売るタイプの店は早くて2週間ほどでお店は完成します。
何ヶ月もかかる住宅の建設とは違い、店のオープンは週単位で工事が済むので比較的早く店を始められるでしょう。
どの店をオープンするのか以外にも、選ぶ物件によって長さが変動します。
物件には、スケルトン物件と居抜き物件の2つの種類に分かれています。
スケルトン物件とは、名前の通り壁や設備がまだない状態の物件です。
居抜き物件とは、ある程度の設備がすでに整っている物件で後はオープンする店に合わせて調整するだけで済む物件です。
工事期間が短く済むのは居抜き物件で、早めの出店を希望している人は物件選びの際に居抜き物件を探しましょう。
今回は、店舗デザインのスケジュールについて詳しく解説しました。
工事が始まる前の工数と工事が始まってからの工事期間に分けて解説しました。
当社では店舗デザインについてのご相談を随時受け付けています。
店舗デザインの専門家がお客様を全面的にバックアップいたします。
ぜひ一度、当社までお問い合わせください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。