こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「ウエイトリフティングを家でしたい」
このようにお考えの方は最近増えています。
コロナウイルスの影響によりホームジムを作りたいという要望が多いです。
そこで今回は、ウエイトリフティングをするために床の構造を補強する方法を紹介します。
ホームジムを作るにあたって床の補強が必要です。
しかし、なぜ必要なのかピンとこない方がいらっしゃるかもしれません。
そこで以下では、床の補強が必要な理由を紹介します。
1つ目は、床の底抜け防止です。
一般的な木造住宅の床の強度は1平方メートルあたり180kgとされています。
ウエイトリフティングをする場合、簡単に180kgをオーバーしてしまいます。
補強しないままこのようなトレーニングをすると床が底抜けするため、注意が必要です。
2つ目は、防音と防振です。
ウエイトリフティングやその他のトレーニングをする際、トレーニング器具を置いた時の衝撃が床に伝わったり、足音が響いたりします。
近隣トラブルに発展する恐れもあるため、必ず対処するようにしましょう。
3つ目は、傷の防止です。
トレーニング器具は金属で硬いものが多いため、床に置いたら傷がついてしまいます。
家を傷つけないためにも補強は必要です。
4つ目は、滑り止めです。
フローリングやコンクリートの上でトレーニングすると滑りやすいです。
トレーニング中の事故を防ぐためには、滑り止めとなる素材を床に敷く必要があります。
ホームジムの床を補強する構造を紹介します。
床を補強するには、3層構造にすると良いです。
第1層は、安価なクッション材を敷くことで床が傷つくのを防ぎます。
第2層は、木板を敷くことで床にかかる荷重を分散させます。
第3層は、分厚いクッション材を敷くことで、騒音や振動を防ぎます。
第1層のクッション材は、配置の自由度が高いジョイントマットがおすすめです。
また、第2層の木板は、ラワン合板がおすすめです。
強度が高く、構造用合板なので厚さも自分で選べます。
第3層は、硬めの素材を選ぶとトレーニングがしやすいです。
以上、ウエイトリフティングをするために床の構造を補強する方法を紹介しました。
今回の記事を参考に、安全にトレーニングをできる環境を整えましょう。
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大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。