「飲食店の外観の照明を考える際のポイントを知りたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
飲食店を開くにあたって内装や外観をこだわりたいですよね。
その際、外観の照明にも配慮することが大切です。
今回は、外観の照明を考える際のポイントを紹介します。
光が人に与える印象は非常に大きいです。
特に、夜まで営業することが多い飲食店では外観の照明が集客のカギとなり得ます。
暗い通りの中で、一際光っている場所があったら気になりますよね。
さらに、照明の種類や形状、照らす場所などをこだわることで外観に雰囲気を出せます。
そうすることで、客寄せに繋がります。
それでは、実際に照明は人へどのような印象を与えているのでしょうか。
人への印象を左右する照明の要素について紹介します。
1つ目は、色温度です。
K(ケルビン)で表されるこの要素は、低ければオレンジ色に、高ければ青白い色になります。
青白い色の光は、オフィスや学校などで使われるように活動的な環境に適しています。
一方、オレンジ色の光は、ホテルや飲食店などリラックスする環境に適しています。
2つ目は、照射角度です。
照射角度とは、照明器具が照らす範囲を指します。
商業施設やアパレルなどでは40度以上の比較的広角の器具が選ばれます。
一方、夜営業の飲食店では、30度以下の照明器具を使用します。
次に、照明を選ぶ際のポイントについて紹介します。
上記で紹介した色温度は、店の印象を大きく左右します。
リラックスできる飲食店を目指したい場合、オレンジ色の照明を採用すると良いです。
そして、内装と外観の雰囲気を統一するために、店舗の内外で同じ色温度の照明を選ぶようにしましょう。
色温度の異なる照明を選ぶと、お客さんが外観を見て抱いた第一印象と実際に店に入ったときに印象にギャップが生まれてしまいます。
スポットライトとは、舞台で特定の人や物を照らして目立たせる役割の照明です。
そして、スポットライトは店舗の照明としても活用できます。
飲食店の外観では、店の入り口付近や看板周辺などがおすすめです。
そうすることで、店が営業中であることを一目で認識させられます。
以上、飲食店を開業する方に向けて外観の照明を考える際のポイントを紹介しました。
今回の記事を参考に、素敵な外観の飲食店をデザインしてみてくださいね。
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大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。