新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け、日本では蔓延防止措置として営業時間の短縮や酒類提供の制限などの対策が行われました。
その結果として、コロナ禍で多くの店の売上が大幅に減り、経営者や店長にとっては頭を抱える日々が続いています。
しかし、このような状況の中でも潰れない店があります。
コロナ禍で潰れる店と潰れない店の違いには、実は店舗デザインが関係しているのです。
そこで、今回はコロナ禍で潰れる店と潰れない店の店舗デザインの違いについて、ご紹介させていただきます。
新型コロナウイルスの流行により、日本政府は蔓延防止措置として飲食店を中心に多くの店に対して制限を行いました。
さらに、世界的にも多くの方がコロナにより命を落としていることが連日報道され、国民全員がコロナに対する恐怖を抱くようになりました。
結果として、多くの人が人と接することを極力避け、外出を控えて外食をする機会が大幅に減少したのです。
コロナ禍前には気軽に行っていた飲食店への利用を避けるなど、生活スタイルや意識の変化がありました。
このような利用者の変化に適応できず、ニーズに応えられなかった店が潰れているのが現状です。
現在では、利用者の多くがソーシャルディスタンスや人と接することを極力避けられる内装・サービスを行っている店に行くことが増えたといえます。
一昔前まで、店の内装は雰囲気を演出する要素の1つでしたが、現在では感染防止という新しい付加価値がつけられるようになったのです。
コロナ禍では、人と接することが多い店は避けられる傾向にあります。
例えば、隣の席との距離が近い昔ながらの店です。
新型コロナウイルスは飛沫感染であるため、会話や咳によってウイルスを含む飛沫や粒子を吸い込むことによって感染します。
そのため、不特定多数が密集する場所では感染リスクが大幅に上がります。
さらに、換気をしていることも店が選ばれる際の重要なポイントです。
空気中に漂う飛沫や粒子を店の外に排出する換気設備が十分かという点も、利用者から確認されているでしょう。
そのため、人が密集する店や換気設備が不十分な店は避けられる傾向にあり、自然と利用者が減ってしまいます。
これに加えて抗菌仕様の壁紙を使用しているか、机やドアノブは定期的に消毒されているかといった感染対策も大切です。
このように利用者が安心できない店は利用者が減っていき、結果として潰れてしまうことが考えられるでしょう。
コロナ禍で潰れない店は、利用者に安心感を与える内装にしているケースが多いです。
例えば、個室タイプの店や隣の席との距離を離しているなどです。
個室や隣の席との距離が離れていれば、感染するリスクを大幅に減らすことができるため、安心して通うことができるでしょう。
さらに、換気設備の充実も重要です。
店によっては今まで使用していた換気設備を交換して、コロナに効果的なものにリフォームしたところもあります。
しかし、店の規模や用途によって適切な換気設備が異なるため注意が必要です。
また、壁紙や机などを抗菌仕様のものに交換するなど、感染対策に特化した店が好まれるでしょう。
利用者は新しくお店を探すことよりも、安心して利用できる店を1つ見つけ、そこに通いたいと考えている方が多いです。
そのため、利用者に安心できる内装にすることにより、リピート客が増えて収益が安定するようになるといえるでしょう。
今回は、コロナ禍で潰れる店と潰れない店の店舗デザインの違いについて、ご紹介させていただきました。
コロナ禍の前と後では価値観が大きく変わっているため、それに適応した対策をしなければいけません。
その対策の1つとして、内装に安心感という付加価値を与えることが注目されています。
コロナ禍で売り上げを上げようと考えている方、これから店をオープンしようとしている方は、まずは内装の専門業者に相談してみましょう。
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これから開業されたり、新店舗をお考えの方々にオススメです。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。