こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「内装工事勘定科目について知りたい」
「内装工事費用は開業費に含まれるのか知りたい」
こんなふうにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は内装工事に関する勘定科目と内装工事費用が開業費に含まれるのかをご紹介します。
参考にしてみてください。
内装工事にかかる費用は以下の勘定科目に仕訳けられます。
1つ目は建物です。
不動産を建てる工事金額を計上します。
決算の際も建築途中である場合は建設仮勘定で計上する場合もあります。
不動産を建てる場合に限られるため、頻繁に使用されないので注意が必要です。
2つ目は建物付属設備です。
設備工事に関する項目が該当します。
たとえば、水道工事や電気、ガスといったものが挙げられます。
建物内の設備工事に関するものは建物付属設備として計上しましょう。
3つ目は諸経費です。
デザイン料や人件費などが計上されます。
金額の端数調整の意味合いで諸経費の金額を調整することがあります。
少額である場合が多く、内容が不確かな場合が多いです。
内容をしっかり確認しておきましょう。
4つ目は備品です。
事務用の机、椅子、クローゼットなどが計上されます。
10万円以上、20万円未満のものについては備品ではなく、一括償却資産勘定で計上されます。
まず、開業費は何を指すのかをご紹介します。
開業費とは、土地、建築等の賃借料、広告宣費、交通費、消耗品費など開業までの間に支出した費用になります。
開業費のメリットとしては任意償却が認められているという点です。
資産計上しておいて好きなタイミングで償却、経費算入することが可能です。
たとえば、開業費が1年目の利益が50であった場合は償却費を50にして納税負担を減らすか、黒字決算にするために償却費を0にするのか決められるということです。
内装工事費用は何十万円、何百万円もかかります。
そのため、開業費に含まれたら大変節税しやすくなります。
しかし、残念なことに内装工事費用は開業費に含まれません。
内装工事費用以外に開業費に含められるものはたくさんあります。
何が開業費に含まれるのか詳しく知りたい方はぜひ当社にご連絡ください。
内装工事に関する勘定科目と内装工事費用が開業費に含まれるのかをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。