こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
オフィスの内装工事を行う際に知っておきたいのが、内装工事の流れと注意点ですよね。
そこで、今回は内装工事の流れと内装工事をする際の注意点をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
内装工事は以下の手順を踏んで完成します。
1つ目の手順は仮設工事です。
仮設工事とは、内装工事をスムーズに行うための前段階です。
養生を貼ったり、足場を組んだりします。
2つ目は軽鉄工事です。
壁や天井の骨組を行います。
軽鉄と呼ばれる鉄の部材で下地を作り、石膏ボードを貼って壁を作ります。
3つ目は内装工事です。
ここまで準備を行ってきてようやく内装工事に取り掛かります。
壁にパネルを貼ったり、カーペットをしいたりしてオフィス空間を作り上げていきます。
4つ目は建具工事です。
建具とは、開口部に取り付けられる設備のことを指します。
具体的にはドアやふすま、窓などが挙げられます。
5つ目はパーテーション工事です。
壁とは別にスチールやアルミで軽い間仕切りを作ります。
このパーテーションは動かせるため、今後のレイアウト変更にも対応できます。
6つ目は電気設備工事です。
電気、LANケーブル、電話線などを配線する工事です。
電気工事は床や天井、壁などを一度取り外してから施工する場合が多いです。
そのため、内装工事を頼んだ業者に一括出依頼すると、工期と費用を抑えられます。
7つ目は空気換気設備工事です。
エアコンや扇風機の設備の取り付けを行います。
8つ目は消防設備工事です。
消火器を設置したり、スプリンクラーを設置したりします。
9つ目はサイン工事です。
ビルのオフィスに看板を付けたり、会社のロゴを入れることで来訪者が分かりやすいようにします。
内装工事を行う際は以下の点に注意しましょう。
1つ目は建築基準法や消防法による制限を考慮することです。
ビルの室内を内装工事する際は、建築基準法と消防法による制限があります。
細かい制限を必ず守るようにしましょう。
2つ目はオフィスが入居しているビルのルールを確認することです。
1つ目と似た内容になりますが、法律で定められていなくても、借りているビル独自のルールが存在する場合があります。
指定の施工会社以外に発注できない場合もあるため、内装工事を行う際は、必ず事前にビルの管理会社に連絡しておきましょう。
今回は、内装工事の流れと内装工事をする際の注意点をご紹介しました。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。