こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
接骨院を経営しようとお考えの方の中で、内装工事を検討している方はいらっしゃいませんか。
内装工事にかかる費用や設計時の注意点について、きちんと知っておきたいですよね。
そこで今回は、接骨院の内装工事の費用や構造設備基準について詳しく解説します。
接骨院の内装工事費の相場は、ある程度決まっています。
しかし当然ながら、デザインのグレードによってその金額は大きく異なります。
見た目は集客する上で重要な要素となるため、準備資金を見据えながら適切なグレードを選びましょう。
通常の内装デザインの場合の坪単価は、20から30万円です。
接骨院の広さの目安が13から20坪程度であるため、安くても250万円ほどかかります。
そこから少しグレードを上げるのであれば1坪あたり30から50万円、他との差別化を図りたい場合はそれ以上の金額が目安となります。
中には約800万もの費用をかけて、内装デザインにこだわる店舗もあります。
接骨院を開業する場合、保健所が定める構造設備基準に従う必要があります。
以下では、施術室、待合室、受付を設計する際のルールについてご紹介します。
まず、施術室は6.6平方メートル以上の専用の部屋であることが必須です。
そして専用性を確保するためには、他の部屋とは壁やパーテーションで完全に区切り、出入り口も扉が設置されていなければなりません。
次に、施術室面積の7分の1以上を外気に解放できている状態が求められます。
もしこれができない場合は、施術室内に換気装置を設置する必要があります。
待合室の広さは、最低でも3.3平方メートル以上であることが必須です。
そして「あんま・マッサージ・指圧、はり、きゅう」の施術所と「柔道整復」の施術所を併設している場合、兼用でも構わないがそれぞれの施術室と待合室が直接通じていなければなりません。
受付は、待合室と施術室のどちらに設置しても構いません。
しかし、施術室内に設ける場合、施術室の専用性が損なわないように細心の注意を払う必要があります。
今回は、接骨院の内装工事にかかる費用の目安や、内装を工事する際の注意点についてご説明しました。
接骨院の開業を検討している方は、他の店舗の様子や設備のルールを把握した上で、差別化を図りましょう。
当社は、店舗の内装のデザインや設計、施工を請け負っております。
内装工事をご希望の方は、お気軽にご相談ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。