こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
学習塾を開業しようとお考えの方の中で、内装を設計するポイントを知りたい方はいらっしゃるでしょう。
学習塾の内装は、生徒が集中して勉強する上で非常に重要となります。
そこで今回は、学習塾の内装工事のポイントをご紹介します。
学習塾といっても、授業内容や指導方針によっていくつかに分類されます。
以下では、種類別に内装工事の考え方をご紹介します。
一斉指導は、学校と同じように一人の講師が数十人の生徒に対して授業を行う方式です。
一斉指導の学習塾は10人程度の教室から100人規模に及ぶ場合もあります。
受講者の人数に応じて部屋の広さを決定し、その広さに合わせてデスクの大きさや幅を決めましょう。
窮屈な教室では生徒が集中しにくいため、なるべく一人一人のスペースを確保して、開放感のある空間づくりを心がけてください。
個別指導は、講師と受講者がマンツーマンで行う授業方式です。
個別指導塾の内装は、それぞれ個室を用意すると収容人数が制限されるとともに、内装工事費がかさみます。
そのため、多くの場合は大部屋をパーテーションで区切ることで半個室化しています。
チューター指導は、巡回型指導塾のことです。
内装は、一斉指導のように広い室内にデスクを配置する方法でも、個別指導のようにブースや個室を設ける方法でも、どちらでも構いません。
ただし、受講者が集中して自習ができることはもちろん、講師が巡回しやすいレイアウトを考える必要があります。
続いて、内装づくりのポイントを2つご紹介します。
1つ目は、集中力を促す配色を心がけることです。
色には心理効果があり、適切に用いることで生徒の集中力を高められます。
白や黒、茶色やグレーなどは、集中力を上げる色とされています。
ただし色の数が多いと、その分脳に与える情報量が多くなり、疲れやすくなってしまいます。
結果的に集中力を妨げる原因となるため、多くても部屋に用いる色の数は3つにしましょう。
2つ目は部屋の場所です。
入り口に近い位置に部屋を配置してしまうと、人の出入りや雑音が気になり、生徒が集中して勉強に取り組むのが難しくなります。
入り口の近くは受付や講師の準備室にして、なるべく離れた場所にメインの学習部屋を設けましょう。
そうすることで、学習に必要のない音をシャットアウトできる環境になります。
今回は、学習塾の内装を考える際のポイントや集中できる内装づくりについてご紹介しました。
学習塾を運営する上で、部屋の内装が重要になることをご理解いただけたのではないでしょうか。
当社は、店舗の内装のデザイン、設計、施工を請け負っております。
内装工事を検討している方は、お気軽にご相談ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。