こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「勘定科目が何かわからない」
「内装工事に関する勘定科目を確認しておきたい」
このようにお考えの方は多いと思います。
内装工事をするにあたって、勘定科目やその仕訳について把握しておくことは大切です。
そこで今回は、勘定科目とは何かについて解説します。
会計処理に慣れていない方にとっては「勘定科目」という言葉が何かわからないかもしれません。
そこで、最初に勘定科目とは何かについて解説します。
勘定科目とは、会社の取引で資本や負債の増減、費用や収益の発生などについて、わかりやすく記録するために必要な分類項目の総称を指します。
これがあることで、会社の現金の収支がわかりやすくなります。
勘定科目は、収支がわかること以外に、経営判断の材料としても役割を果たします。
これに沿った会計管理をすることで、経費の流れが把握しやすくなり、無駄のない経営方針を考えられるようになります。
さらに、確定申告の際には、消費税や事業税、固定資産税などの税金や公共団体が課す負担金を示す、「租税公課」という勘定科目を使って計上します。
そして、勘定科目は自由に設定できるため、ご自身がわかりやすいように設定すると良いでしょう。
ただし、勘定科目を株主や取引先などの利害関係者に理解してもらうために、基本的には世間で広まっている勘定科目を使用することをおすすめします。
勘定科目は自由に設定できると紹介しましたが、内装工事に関する科目にはどのようなものがあるのでしょうか。
内装工事に関する勘定科目は大きく4つあります。
1つ目は、「建物」です。
建物は、店舗や事務所などの物件を建てるために要した工事金額はこの科目で計上されます。
この科目は、新築の不動産に限って使用することが多いことに注意しておきましょう。
2つ目は、建物付属設備です。
建物付属設備には、給排水設備や電気設備、ガス設備など建物に取り付ける設備に関する工事が計上されます。
3つ目は、諸経費です。
諸経費には、工事の中で間接的に発生した費用が含まれます。
例えば、官公庁手続きや人件費などが該当します。
4つ目は、備品です。
備品では、店舗に搬入する机や椅子、業務に必要なものを計上します。
勘定科目とは何かについて解説しました。
勘定科目についての理解を深めておけば、会計処理が進めやすくなります。
今回の記事を参考に、内装工事の会計処理について準備してください。
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大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。