こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「内装工事の見積書の見方がわからない」
このようにお考えの方は多いですよね。
内装工事を始める前に、見積書の見方を理解しておくとトラブルの発生を未然に防げます。
そこで今回は、内装工事の見積もりの内訳と確認の際のポイントを紹介します。
最初に、店舗の内装工事を行う際の見積書に記載される費用の内訳について解説します。
1つ目は、設計費です。
設計費は、店舗の天井や壁、床などの内装を総合的に設計する際にかかる費用です。
2つ目は、仮設工事費です。
これは、マスキングテープで養生する際にかかる費用や仮設電気、仮設水道などの設置費用が含まれます。
3つ目は、解体工事費です。
解体工事費は、主に居抜き物件の内装工事をする場合にかかる費用です。
居抜き物件の使用しない設備や間仕切りなどを撤去する際に解体工事が行われます。
4つ目は、内装工事費です。
これは、天井や壁などの内装を仕上げるための工事の費用です。
5つ目は、電気工事費です。
これは、コンセントの増設や照明器具の取替工事などにかかる費用です。
6つ目は、空調工事費です。
これは、主にエアコン設置のためにかかる費用を指します。
7つ目は、水道管工事費です。
店舗の水回りの排水管に関する工事費を指します。
8つ目は、ガス工事費です。
ガス管や給湯器、ボイラーなどを設置する場合に必要な費用です。
9つ目は、諸経費です。
諸経費は、現場費用と一般管理費を合算した費用です。
現場監督や職人に対する給与や福利厚生費、運搬にかかるガソリン代など諸々の費用が含まれます。
次に、内装工事の見積書を理解する際のポイントを紹介します。
まず、見積書には有効期限があることを理解しておきましょう。
一般的に、1〜3ヶ月ほどの有効期限が設定されており、この期限が過ぎてから工事を発注する場合、再度見積もりを依頼する必要があります。
また、明細書も確認することが大切です。
内装工事には、色々な段階があり、それぞれの工事の明細書が作られます。
これらの項目1つ1つの明細書もチェックすることで工事の金額と工事内容が明確に結びつけられるため、見積書を正しく理解しやすくなります。
以上、内装工事の見積もりの内訳と確認の際のポイントを紹介しました。
見積もりの際にわからないことがあれば、納得がいくまで担当者に聞きましょう。
今回の記事が内装工事のプランニングに役立てば幸いです。
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大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。