こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
飲食店の内装は、店の雰囲気に大きく影響します。
目指している雰囲気やコンセプトに近づくための理想的な内装を作りたいですよね。
今回は飲食店の内装工事に必要な期間と、その際の注意点を紹介します。
一般的には内装工事に必要な期間は2カ月程度です。
基本的に店の規模と周辺の状況によって異なります。
参考として飲食店の一般的な坪数である20坪の内装の工事で、スケルトン物件の場合は約1カ月必要です。
しかし、内装にとことんこだわって、特注の設備を使用する場合は特注品を制作する期間も必要です。
そのため、工事期間はさらに必要です。
内装にこだわりたい場合は、工事が長期間にわたると想定しておく必要があるでしょう。
そして、どのような店舗にしたいのかをしっかり考えておくと、工事に必要な期間と費用を予想しやすいです。
次に部位ごとに必要な期間を紹介します。
壁や天井の張り替えは1日から2日ほど必要です。
床工事でフローリングの張り替えを行う際は1日程度、畳を張り替える場合も1日以上の工事が必要です。
飲食店の内装工事を行う際の注意点は3つあります。
1つ目は全体のスケジュールを把握することです。
おそらく「この日までに飲食店を開業したい」という希望があるでしょう。
しかし、内装工事に必要な期間を把握できなければ、いつまでにデザインや設計を依頼すればいいのかわかりません。
そして、前項で紹介したように、一般的な飲食店の工事は2カ月が目安です。
物件選びから完成までの期間は最低でも3カ月は必要なため、オープンする日が決まっている場合は3カ月より前に動き出しましょう。
2つ目は頻繁に工事現場を確認することです。
定期的に現場を確認することで、考えている理想とのズレを防ぎます。
内装の工事会社はお客様の要望をできるだけ汲み取りますが、どうしてもイメージと違う部分は生まれます。
そのため、工事終了後に工事のやり直しが起こらないために、頻繁に現場を訪れましょう。
3つ目は引き渡しの際は細かくチェックすることです。
一般的に明らかに施工ミスと呼べるもの以外のやり直しは、有料であるケースが多いです。
そのため、即座に対応してもらうためにチェックが必要です。
今回は飲食店の内装工事に必要な期間と、内装工事をする際の注意点を紹介しました。
内装工事に必要な日程で、ある程度開業のめどを立てておくと役立ちます。
また、現場を頻繁に確認し、工事のやり直しを防いで予定が狂わないように対策できます。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。