こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「カフェの開業を考えているけれど、内装のコンセプトがなかなか決まらないな。」
「どのようにアイデアを出していけばいいのだろう?」
このように、カフェの内装のコンセプトに行き詰まっている方は必見です。
有名なカフェは、店内に入っただけでワクワクするような内装の雰囲気を感じますよね。
そこで、今回は「内装のコンセプトを決めるためのポイント」をご紹介します。
そもそもなぜカフェの内装にこだわるのでしょうか。
コンセプトを決め、独自のこだわりがある内装にすることには「常連客を作る」「新規の顧客を得る」「料理や飲み物をより楽しんでもらう」という3つの目的があります。
それぞれ順にみていきましょう。
お客様にまた来たいと思ってもらえるカフェとはどのようなものかイメージできるでしょうか?
居心地がいい、店の雰囲気が好みである、料理とドリンクがおいしい、テイクアウトしやすい、集中して作業ができる、といったさまざまな理由があると思います。
内装にこだわることでそのようなニーズに応え、常連客を作れるのです。
常連客ができるとそのお客様が情報源となり、店の良さがSNS等を通して世の中に広がっていきます。
常連客を作ることで、お店に新規の顧客が来やすくなるという効果もあるのです。
新規の顧客を得るためにはお店を宣伝することが不可欠です。
お店を宣伝するためには「ローカルな集客」と「ネットを使った集客」という2通りの方法があります。
・ローカルな集客
ローカルな集客方法にはお店の近くでチラシを配るといった手法があります。
お店周辺のエリアの人に店を知ってもらうために有効な手法ではありますが、情報が広まりにくくコストに対して成果が低いこともあります。
割引券などをチラシにつけて来店しやすくし、集客を図る手法も有効です。
・ネットを使った集客
人気なカフェのほぼすべてがやっている宣伝方法は、ネットを使って低コストで宣伝する手法です。
集客サイトに登録して上位に表示されるように努力することで、かなりの効果が期待できます。
お店のHPやブログを作ることも有効で、低いハードルで行えます。
また、SNSなどで取り上げられ人気な店になることも多いので、SNSでアップされやすい内装やメニューを取り入れることも有効です。
コンセプトを決め内装を作ることで、お店自慢の料理やドリンクをよりおいしく味わってもらえます。
料理やドリンクを楽しみやすい雰囲気にすることで、お客様の嗅覚に訴えかけ更なる来客を働きかけるのです。
料理やドリンクがおいしいと評判になれば、常連客や新規の顧客も増えやすくなるので出す料理はお店のコンセプトに合わせるとよいでしょう。
5W2Hとは「WHY(なぜ?)」「WHO(誰に?)」「WHAT(何を?)」「WHERE(どこで?)」「WHEN(いつ?)」「HOW(どのように?)」「HOW MUCH(いくら?)」の頭文字をとったものです。
この5W2Hがお店のコンセプトの中心部分になるので明確に決めるようにしましょう。
若者の多い大学近くのカフェを例にして話を進めていきましょう。
「WHY(なぜ?)」は「そのお店を開く理由」なので、「多くの学生に本格的なコーヒーを味わってほしい」などです。
「WHO(誰に?)」は「メインの顧客は誰?」ということで「カフェ近くの大学生」です。
「WHAT(何を?)」は「どんなメニューにするか」ということで「SNS映えするものや女子大生向けのパフェ」などです。
「WHERE(どこで?)」は「どこに店を開くか」ということで「大学から徒歩5分圏内」が的確でしょう。
「WHEN(いつ?)」は「営業時間」ということで「大学生の活動時間に合わせ10:00~21:00」です。
「HOW(どのように?)」は「どのように営業するか」ということで「学生のバイトを多く雇い大学生が気軽に来られるようにする」などです。
「HOW MUCH(いくら?)」は「メニューの価格帯」ということで「大学生向けにすべて1000円以内にする」などです。
このように5W2Hを明確にすることでお店のコンセプトが明確になります。
今回は「内装のコンセプトを決めるためのポイント」をご紹介しました。
コンセプトを明確に決めることで集客がしやすくなり、多くのお客様に自慢のカフェを楽しんでもらえます。
この記事を参考にして、ぜひお店独自のコンセプトを見つけてくださいね。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽に当社にご連絡ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。