こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「飲食店をオープンしようと検討している」
「店の内装にかかる費用が分からない」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
店のデザインにばかり目がいって、どこにお金がかかるのかって分かりませんよね。
しかし、しっかり内装にかかる費用について知っておかなければ、大きな損をしてしまうかもしれません。
そこで今回は、飲食店の内装にかかる費用について詳しく解説します。
内装工事にかかる、具体的な費用の内訳を解説します。
まずは内装の大きな部分を占める床や壁に関する費用です。
床は、カーペットやフローリングなどが人気な素材であり、質とともに費用も素材ごとに変動します。
カーペットは、保温性や防音性といった機能面とともに、カラフルな素材を取り揃えています。
様々な種類があるため、オーナーの要望に合わせたスタイルに変更できます。
フローリングはハウスダストの対策になり、耐久性にも優れている素材です。
素材の味を最大限に活かすスタイルで、自然の味わいを楽しめます。
この2つの他にも、和風な仕上がりにするならば、追加で費用がかかるといった内訳です。
続いて、床の次に内装で重要なのが壁の施工です。
壁にかかる費用は、床と同様に2つに分けられます。
1つはビニールクロス、もう1つは塗り壁という素材によって費用が変動します。
ビニールクロスは塗り壁より安価で手に入る素材で、色も豊富な種類なので細かい色の依頼も対応できます。
塗り壁は、高級素材の漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)を代表する素材です。
職人の手作業による施工が行われるので、自分の店だけの仕上がりが手に入ります。
ビニールクロスよりも高い質を持っているので、塗り壁にする際は費用が高くなります。
床や壁以外の大きな部分とは別に、電気、ガスや水道面の工事費がかかります。
多くの方は壁や床の内装ばかりを考えて、意外とこういった細かい部分の費用を見落としてしまいます。
目には見えない工事ですが、飲食店の運営にとっては内装のデザインに並ぶほど非常に大切なポイントです。
キッチンの位置に合わせた配管の配置や、コンセントの位置なども大切です。
前提として、飲食店といっても1つにまとめることはできないので、どんな飲食店かによって多少の金額の変動があります。
平均的なスタイルで工事をした時の坪ごとの単価は、約30万円から50万円が相場です。
この費用を参考に、デザインに特別にこだわりたい方は、さらに費用がかかるイメージを持っておけばいいでしょう。
内装工事の依頼をする際に気をつけなければいけないポイントがあります。
それは、1つの業者にしか見積もり依頼をしないことです。
工事や塗装業者は様々で、取り扱っている費用も様々なのです。
1つの業者にしか依頼していないと、提示された金額が他と比べて妥当なのかどうかを判断するのは難しいと思います。
業者によっては費用を多めに取る悪い業者も存在するので、必ず複数の業者に見積もり依頼をしましょう。
今回は、飲食店の内装にかかる費用について詳しく解説しました。
内装費用の内訳は床や壁といった大きな部分から水道や電気といった細かい部分にまで分かれていましたね。
また、業者への依頼によっては費用を抑えられるかもしれないし、逆に余分に取られるかもしれないので複数の業者に見積もり依頼する必要がありましたね。
費用はオーナーの細かな要望によって変動しますが、坪ごとの相場を参考にして設計しましょう。
なにか相談したいことがあれば、ぜひ当社にお問い合わせください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。