こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「飲食店を開業したい」「どこにでもあるような内装ではなくおしゃれな店舗デザインにしたい」
こんな風にお考えの方に向けて、おしゃれな店舗デザインを考えるコツを紹介します。
店を開業していくとなると、経営者として集客率を高めていきたいですよね。
似たようなジャンルの商品を提供している店が競合店になると思うのですが、お客様に競合店ではなく自分のお店を選んでもらうことが集客率の向上に繋がります。
自分の店を選んでもらうためには他の店にはなく、自分の店にしかない価値を提供することが重要になるでしょう。
その価値としてわかりやすいのが、店舗デザインです。
おしゃれな店舗デザインを考える上で覚えておいて損はないコツは「○○風」の内装にして自店舗のコンセプトを際立たせることです。
コンセプトを決めておくと統一感がでるので、それだけで空間全体をおしゃれにできます。
ここでは3つの○○風について紹介します。
素朴であたたかみが感じられるデザインの北欧風。
おしゃれだけど、心がホッと安らぐ空間を演出できる北欧風は飲食店の内装として非常におすすめです。
特徴として、シンプルかつナチュラルであることが挙げられます。
また、素材の持つ自然のあたたかみを活かしたデザインが多いので、シンプルながらも無機質な印象は与えにくいという特徴もあります。
床やインテリアは自然を感じられる木材を使用するとやわらかい印象にできるでしょう。
また、白色をベースに内装を考えると、より北欧風にできます。
アンティークとは、年代を感じさせる味わい深いスタイルのことを指します。
長年使い込んだような加工がされた床やインテリアで空間を作ることで、落ち着いた大人な雰囲気が漂うでしょう。
落ち着いた雰囲気が好きな方やご年配の方々を対象にしたい場合はこのアンティーク風が適しているでしょう。
アンティーク風にするコツは濃いブラウンの木質系壁材で重厚感を醸し出して、それに合う什器を配置することです。
部屋の雰囲気は小物で調整できるので、什器はなるべくベーシックなものを選ぶと良いでしょう。
ニューヨークのブルックリン地区で流行りのブルックリンスタイルをイメージしたものがアメリカンブルックリン風です。
ブルックリンスタイルには、古い倉庫のような無造作に塗った壁やレンガの壁、露出したダクトなどが欠かせません。
なかでもレンガの壁は独特の雰囲気があり、内装をアーティスティックなイメージに導いてくれます。
シンプルな壁掛け時計や間接照明をプラスすることで、居心地の良い落ち着いた空間を演出できるでしょう。
○○風で店全体に統一感を持たせるだけでおしゃれな空間を演出できます。
ここから更にワンランク上を目指すなら照明に意識を向けましょう。
照明はただ店の中の明るさを保つだけではありません。
色々な照らし方があり、うまく組み合わせることでより空間をおしゃれにしてくれるのです。
照明の役割として大きく4種類に分けられます。
1つ目はベース照明で、基本的な明るさを確保するのに必要な照明です。
2つ目はポイント照明で、商品やテーブルのようなある一点を照らすための照明です。
3つ目は間接照明で、床から壁面を照らしたり、ミラーの背面から照らしたりといった照明です。
4つ目は装飾照明で、シャンデリア照明のようにそれ自体がインテリアとして存在しているような照明です。
照明を考える際はベースとなる照明だけでなく、目的や用途に合わせてその他の照明をうまく活用して空間を作るようにしましょう。
当記事では、飲食店の店舗デザインをより良いものにするためのコツを紹介しました。
○○風などとコンセプトを決めることで統一感がでてくる上、照明を工夫するとおしゃれな店舗にできるでしょう。
デザインについて相談したいことがありましたら、遠慮なくご連絡ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。