こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
「店舗を新しく作りたいと思った時に、何から始めたらよいのかわからない」
こんな風に感じている方は多いのではないでしょうか。
店舗デザインを決める際に重要なのは、お店のコンセプトです。
この記事では、コンセプトを決める際のポイントを解説します。
店舗デザインを決める上で重要なコンセプトですが、そもそもどういうものなのでしょうか。
コンセプトとは、お店が顧客に提供する価値を端的に表したものです。
「お客様にとってどのような飲食店にしたいか」「どのような顧客をターゲットにしたいか」
コンセプトを決める際は、様々なポイントを押さえる必要があります。
このような点を考慮した上で、もう一度お店のコンセプトを見直してみてはいかがでしょうか。
新しくお店を作る上で大切なコンセプトですから、じっくり考えてみてください。
コンセプトは、店舗デザインを決めるだけではありません。
これからの経営方針にも、大きく関わってくるでしょう。
コンセプトを決める際に考えていただきたいポイントは、5つあります。
「誰に売るか」「何を売るか」「どこで売るか」「どのようなお店で売るか」「なぜそのお店を作りたいのか」がポイントです。
まずは、「誰に売るか」について解説します。
ここでは、ターゲットとなる年齢層や男女比率を設定しましょう。
学生やファミリー層、地元住民や観光客、会社員などのタイプ以外にも、ライフスタイルや利用目的を考えておくと良いですね。
このようなターゲットをしっかり決めることで、デザインを依頼する際にそれぞれに合ったものを提案してくれるでしょう。
次は、「何を売るか」についてです。
飲食店の場合はメニュー、雑貨店の場合は商品ラインナップを考えましょう。
同業他社と比べてどのような特徴があるのか、強みや魅力はどのような点であるか、具体的に考えることが大切です。
飲食店の場合は、提供方法や見た目、味までを想定すると良いですね。
これらを明確にすることで、内装のデザインも決まってくるでしょう。
また、単価も決めておくことで、客層を意識したデザインにできますね。
「どこで売るか」も重要なポイントです。
提供するものがその地域のニーズに適しているかは、運営に大きく関わる部分です。
期待する客層が多い地域を、店舗の場所に考えましょう。
住宅街やオフィス街であることの他に、建物のタイプも注意して選んでください。
ビル内なのか、戸建ての路面店、商業施設内であるのかによって、デザインも大きく変わります。
ビル内の場合は、道路からどのように見えるのかが重要になってきますよね。
実際に足を運んでみることで、どのようなデザインにするべきなのかわかってくるでしょう。
スムーズに進めるためにも、デザイン会社にイメージを共有してくださいね。
また、「どのようなお店で売るか」も重要です。
商品や街の雰囲気に合ったデザインは、非常に魅力的です。
アンティークやシックな雰囲気など、一言で表せる場合はわかりやすいですね。
広さやレイアウトも考慮した上でコンセプトを決めてみてください。
好みのお店やわかりやすい資料があれば、イメージが伝わりやすいです。
最後に、「なぜそのお店を作りたいのか」が明確に説明できると良いですね。
一緒にデザインを考えていく上で、熱意が伝わるとデザイナーもそれに応えてくれるでしょう。
この記事では、店舗デザインにおいて重要な、コンセプトを決める際のポイントを解説しました。
当社は、飲食店やインテリアショップからジム、美容院まで幅広い業種に対応しています。
店舗デザインや改修にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。