こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
突然ですが、飲食店の店舗デザインをどうしようか迷っている方はいらっしゃいませんか。
そんな方にご紹介したいのが、店舗デザインのコツです。
この記事では、第一印象で大事な外観のコツと、居抜き物件を使用する時に押さえておきたいポイントをご紹介します。
良い第一印象を残すためには、まず、お店の外観に注目すると良いでしょう。
この正面から見た建物の外観のことを、ファザードと言います。
ファザードは、お店の雰囲気を伝える「顔」のようなものです。
皆さんも、知らないお店に入る時に外観で選ぶことが多いのではないでしょうか。
ファザードから、お店のコンセプトやメニューが想像できれば、ターゲット層に合ったお客様に来ていただけるでしょう。
このファザードで大事なポイントは、少し離れた場所からでもどのようなお店か伝わることです。
外観の色使いや、使っている素材から、お店のイメージができるようにしましょう。
また次に、近づいた時に見える看板やロゴの書体やデザインが、最初のイメージとマッチするものであることが大切です。
イメージに統一感がないと、不自然な印象になってしまいます。
こうなると、新規のお客様に来店してもらいにくくなる可能性があるでしょう。
SNSが主流になってきている今、外観のデザインは一層重要なものになってきているため、人をひきつける外観にしたいですよね。
さらに、ファザードが、その地域の雰囲気と調和している点も押さえておきましょう。
違和感なく調和していながら、他店と差別化を図り、際立った外観にできると良いですね。
メリットが多いと言われている居抜き物件ですが、そもそもどういうものを指すのでしょうか。
居抜き物件とは、以前にあった店舗の内装などを次の借主がそのまま使える物件のことです。
内装や設備、備品を新調する必要がないため、費用の面でも準備期間の点においてもメリットがあるでしょう。
しかし、注意点もいくつかあるため、後悔しないためにポイントを押さえておく必要があります。
その注意点とは、初期費用が高くなる恐れがあることです。
まず、厨房の位置が適切かどうかを確認しましょう。
厨房の場所を変更する場合は、水道管やガス管などの移動が必要なため、工事費が高くなってしまいます。
また、厨房の設備がきちんと使えるか、性能が十分であるかも重要です。
そのため、ガスや電気、水道、給排気設備も確認しておきましょう。
内装業者に見てもらい、設備の交換が必要か判断してもらうと安心ですね。
加えて、害虫などの問題も見逃さないようにしましょう。
オープンの際に害虫駆除に費用がかかることは避けたいですよね。
換気口や配管、断熱材の隙間などを業者にチェックしてもらうと良いでしょう。
他にも、前の店舗の評判も気を付けたいところです。
悪い印象があると、集客は期待できないかもしれません。
撤去理由も併せて調べておくと、安心ではないでしょうか。
そして、周辺環境と調和しているかどうかもポイントです。
例えば、居酒屋の上の階にカフェを開店することは違和感があるでしょう。
このように、居抜き物件は注意点も存在するため、ポイントを押さえながら検討する必要があります。
居抜き物件を使用する時は、お店のコンセプトにあった場所を選びましょう。
この記事では、飲食店の店舗デザインにお困りの方に向けて、好感度の高い外観を作るコツと、居抜き物件の注意点をご紹介しました。
当社は、自然素材を取り入れた家作りをもとに、デザインから設計、施工までを行っています。
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お客様にぴったりなデザインをご提案します。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。