こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
少子高齢化にともない接骨院の需要が上昇していますね。
接骨院は子供からご老人までの老若男女に必要な医院です。
そんな接骨院の開業・リニューアル改修する際のポイントを紹介します。
共通のポイントは構造設備基準に従う・室温は17から28度にするお客様のニーズにこたえることです。
店舗改修の注意点は開業する場合とすでにある接骨院をリニューアルする場合で異なります。
まず、最低でも3割は自分で開業資金を積み立てることが必要です。
ローンを借りるには創業計画書が必要です。
創業計画書とは、社会のニーズと事業内容、実現可能な資金計画・妥当な収支計画が含まれます。
申請時には、借入申込書・見積書などの書類も必要なのでご注意ください。
書類の不備・他に借りているお金があるなどの理由でローンが断られる場合もあります。
改装期間は内装によって変わりますが、基本的に長いです。
リニューアルする場合にはまず現状の店舗の状態を把握し、必要な改修にしましょう。
リニューアルの目的は、集客と設備の改修です。
接骨院はご高齢の方も利用するのでスタイリッシュなデザインにしてしまうと、かえって入りにくいかもしれません。
見た目はスタイリッシュになってかっこいいかもしれません。
しかし、居心地の良かった前の方がよかったという声が寄せられるでしょう。
都会で接骨院を営業している場合は年齢層が低いので、スタイリッシュなデザインの方がいいでしょう。
また、改修の工期も早めに把握しておきましょう。
改修工事が始まるまでに前もって休業のお知らせをお客様に知らせることが必要です。
照明の変更や壁のはり替えであれば工期は比較的短期間で済みます。
事前に施工業者とよく話し合い、一日でも早い営業再開をしましょう。
もちろん休業期間は売り上げはありません。
工期はできるだけ短くしないと経営に影響します。
接骨院の店舗改修でよくある失敗がベットの数、待合室・施術室の広さを間違えることでしょう。
そして通いたくなる接骨院はサービスが充実していることはもちろんですが、照明にもこだわっています。
照明は雰囲気づくりに必要です。
思わず眠ってしまいそうな暖かい照明にするのか、清潔感溢れる白い光にするのかは店舗のコンセプトによって異なります。
ただし、どのような照明にするにも常に明るい状態を保ちましょう。
昼間は半分の照明だけで自然光を取り入れ、夜は全ての照明をつければいいでしょう。
車椅子のお客様のためにバリアフリー化も必要です。
また構造設備基準だけでなく地域の保健所の指導基準にも従う必要があります。
スタッフは何人いらっしゃいますか。
スタッフの人数により一度に施術できる人数は変わります。
スタッフの人数とベットの数の関係を間違えてしまうと、ベットの上で長い時間お客様を待たせてしまいます。
スタッフには余裕があるのにベットが少ないと待合室でお客様を待たせてしまうでしょう。
待合室は3.3平米以上必要です。
見込めるお客様の人数によって大きくするのか小さくするのか考えましょう。
待合室には退屈しないような設備をそなえておくといいでしょう。
施術室は6.6平米以上必要です。
衛生管理にも気をつけなくてはなりません。
十分な換気が行えるようにしましょう。
施術室は、お客様のプライバシーを確保するカーテンレールの取り付けや、動線を考えた余裕を持った幅の通路が必要です。
何事もお客様目線で考えるようにしましょう。
アイデアが思いつかないときは人気の接骨院に行ってみるのもおすすめです。
接骨院の改修には気をつけなければならないポイントがたくさんありましたね。
面倒ではありますが、ひとつひとつポイントをおさえていけばスムーズに改修工事ができます。
まずは構造設備基準と指導基準を満たした内装にしましょう。
その上でお客様が何度も通いたくなる接骨院にしましょう。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。