こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
皆様は飲食店における壁の重要性についてご存知でしょうか。
あまり壁をピックアップして重要視される方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
壁は飲食店の店舗デザインに大きく関わり、空間を仕切る役割をしています。
そこで今回は、飲食店における壁の重要性について解説します。
飲食店の店舗デザインで壁が重要な意味を持つのはなぜなのでしょうか。
まず、壁は店舗の空間を活用する絶好のスペースであることをご理解ください。
飲食店舗内のスペースというのは有限であり、いくらでも棚、机などを設置していいわけではありません。
スペースに合わない量の棚、机などを設置してしまうと、圧迫感をお客様に与えてしまいます。
そのため、もとからある壁にメニューを掲示したり、小物を置く収納としたりすることで効率的にスペースを活用でき、無駄な圧迫感を与えることはなくなるでしょう。
このように小さな工夫でお店を快適な空間にできます。
ここからは、飲食店の壁を有効活用できるようなテクニックをいくつか見ていきましょう。
まず、おすすめメニューを壁に提示しアピールするのはいかがでしょうか。
テーブルにメニューを置くのが一般的ですが、その中に期間限定メニュー、新メニューなどを配置したとしても、特別感はなくスルーされてしまうことが多いです。
しかし、期間限定メニュー、新メニューなどを壁に張り出すことでピンポイントで目に入りやすく、告知できます。
テーブルに紛れ込んでいる期間限定メニューより、壁に掲示されたメニューの方が注文したくなるでしょう。
また、壁の掲示物で待ち時間を潰していただきストレスを緩和するというテクニックもあります。
皆様も注文後、食事が運ばれるまでの待ち時間に、壁の新メニューの告知、オーナーからのメッセージなどに目を配るという方は多いのではないでしょうか。
壁の掲示物は、メニューの告知にも、暇つぶしにもなるのです。
掲示物の位置は、ちょうど顔を上に向けた際に目に入るような位置に掲示し、興味を引くような内容・デザインにすることが重要です。
さらに、期間限定メニューを掲示することで、内装に季節感をプラスできます。
日本には、クリスマスやバレンタインなどの行事がたくさんあり、その行事に合わせた期間限定メニューを作成したり、壁などを中心に店内を飾り付けしたり、季節をさりげなく演出できます。
そうすることで、新規のお客様も受け入れやすく、常連のお客様も変化を楽しんでいただけるでしょう。
季節感をプラスすることで、おしゃれなイメージを与え、現在流行りのインスタ映えといったような、無料の告知もしていただけるかもしれません。
他にも、壁埋め込みタイプの収納で壁を有効活用するといった方法もあります。
壁が厚ければ、壁に埋め込みタイプの収納を設置し、その店舗デザインに合わせた収納ができるのです。
食器を収納したり、あまり生活感を出したくないという方は、小さなインテリアを収納したりという具合です。
絵画を壁にかけて、照明でライトアップするなど、シックな印象を与える収納もできます。
この活用法は、店内のイメージやアイデアによって、たくさんの活用方法がありますので、自分の店内にあったものを検索したり、考えたりするときっと良い方法が見つかるでしょう。
今回は、飲食店における壁の重要性について解説しました。
飲食店における壁の重要性と具体的な活用方法をご理解いただけましたでしょうか。
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大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。