こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
お客様が美容院を選ぶ際は施術メニューを基準にすることもありますが、店舗デザインを重視される方がおり、美容院にとって店舗デザインというのは大切だということをご存知でしょうか。
今回は、美容院における店舗デザインのポイントを解説していきます。
まず、ポイントとして挙げられるのが、お客様の立場から店舗デザインを考えることです。
お客様はある程度の時間美容院に滞在します。
特にカラーは時間がかかりますよね。
そのため、お客様がストレスを感じてしまうことも少なくありません。
そのようなことを防ぐために、少しでも落ち着いていただけるようなデザインにしたり、雑誌などを配置したりして、暇を潰せる工夫をすることが大切です。
また、お客様がストレスを感じやすい状況を例として挙げますと、隣同士の席が近すぎる場合や外の通行人から丸見えの状態などがお客様にストレスを与えてしまいます。
さらに、美容院はシャンプーをするために、お客様自身に移動していただくことがあります。
こういったことも考えて、お客様が移動しやすい動線にしましょう。
他にも、美容院はコンセプトを持ってデザインをすることで、お店独自の世界観を表現でき、1つのまとまった印象をお客様に与えます。
続いて、スタッフの作業動線やメンテナンスにも配慮しましょう。
美容院のスタッフは、ヘアカラーの器具を運んだり、ヘアカットをしたり、シャンプーをしたりと様々な動作を行います。
そのため、スタッフが動きやすいような作業動線を確保することも大切と言えるでしょう。
スタッフが動きやすい動線を確保することで、スムーズに施術を行えるようになり、スタッフにとってもお客様にとっても良いでしょう。
このように、スタッフにもお客様にも良い空間を演出することは、美容院にとってもプラスになるでしょう。
また、美容院はお客様に直接触れる仕事ですので、清潔感が重要です。
不潔な方に髪の毛を切られるのは少し嫌ですよね。
しかし、美容院は切った髪の毛が下に落ちたり、ヘアカラーでは薬剤を使用したりと汚れてしまうような要素がたくさんあります。
そのため、汚れを目立たせないように床や壁は汚れにくいものもしくは、汚れても落ちやすいものを選択しましょう。
そうすることで、お客様に不快感を与えることなく、施術が行えるでしょう。
内装工事費を明確にすることも美容院における店舗デザインのポイントだと言えるでしょう。
美容院では、内装工事をするとなると設備費が高いです。
そのため、事前にどれほどの費用が設備の購入と設置に必要なのか算出し、それと予算とを比較したうえで設備費以外の内装工事費をどれくらい払えるのか計算しましょう。
デザインはこだわればこだわるほど費用が必要ですので、しっかりと事前に予算を把握しておきましょう。
また、あらかじめ店舗デザインの予算とコンセプト・イメージを決めてから依頼することで効率的に、予算内でデザイン設計をしていただけるでしょう。
美容院はデザイン性が重視されますが、お客様の見えないところに関しては優先度が低いです。
そのため、休憩室や倉庫に関しては安価な材料を使用するなどして、費用を調節すると良いかもしれません。
予算内でどれだけ効率よく、良い店舗デザインにするかが重要だと言えるでしょう。
今回は、美容院における店舗デザインのポイントを解説しました。
どのようにすれば清潔感があり、落ち着ける美容院にできるかご理解いただけましたでしょうか。
当社では店舗デザインに関するご相談を随時受け付けております。
店舗デザインに興味をお持ちの方は、ぜひ一度お問合せください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。