こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
カウンター席のあるお店に憧れのある方はいらっしゃいませんか。
カウンター席を作ると、近い距離でお客さんにサービスを提供できます。
そこで今回は、カウンターを作ることのメリットと作る際のポイントをご紹介します。
飲食店には、2人組やグループで行く方が多いかもしれません。
しかし、最近では1人でお店に訪れる方もいらっしゃいます。
1人でお店に訪れる方の中には、テーブル席よりもカウンター席の方が良いという方も多いでしょう。
またカップルでお店に来る方の中にも、テーブルよりもカウンターの方が、距離が近くて良いという方がいらっしゃいます。
こういったお客さんを取り込むためにも、カウンターを作ることは有効だと言えます。
また、カウンター席にはお客さんからキッチン内が確認できるメリットがあります。
キッチン内が見えると、なぜ良いのでしょうか。
それは、飲食店を料理以外でも楽しめるからです。
たとえば、調理過程をパフォーマンスとして見たり、店員とコミュニケーションを取ったりして楽しめます。
カウンター席は、店に入ってすぐの場所にあることが多いです。
そのため、カウンター席は店の雰囲気を左右すると言えるでしょう。
しかし逆に言えば、良いカウンターを作れば良い雰囲気を演出できるのです。
このことから、カウンターにはお店の第一印象を良くできるメリットもあると言えます。
上述したように、カウンターには様々なメリットがあります。
しかし、良いカウンターを作らなければ良いお店にはなりません。
では、どのようにして良いカウンターは作れるのでしょうか。
3つのポイントをご紹介します。
カウンターの形状には、コの字型やL字型、I字型といった形があります。
中でもコの字型のカウンターは、昔の居酒屋でよく採用されている形です。
コの字の中で調理をする場合、外側にお客さんがいることになります。
そうすると、お店の人は全てのお客さんと近い距離で会話ができるため、とても賑やかな店内になることが魅力の1つでしょう。
また、最近よく採用されているのが、L字やI字型といった形です。
また、高さもカウンターにおいては重要な要素の1つです。
というのもカウンターの高さで、お客さんが料理を楽しむ時間が変わるからです。
そのため、カウンターの高さはお店の回転率に関わる要素でもあります。
では、その基準はどのくらいなのでしょうか。
例えば、70㎝ほどの高さのカウンターは、お酒や食事をじっくりと楽しむお店に適しています。
しっかりと椅子に座って長居したくなるようなお店を目指しているのであれば、70㎝ほどの高さにすると良いでしょう。
一方、高さが90~100㎝になるとハイカウンターと呼ばれます。
この場合は、その高さに適したハイスツールを用意したり、立食形式にしたりする必要があります。
お客さんを早く回転させたいバーや立ち飲み屋、クラブなどの場合は、この型式がおすすめです。
カウンターの奥行きは、料理の種類によって最適な長さが変わります。
例えば、料理がメインの定食屋であれば、カウンターの奥行きを長くしないと料理が食べにくくなってしまいます。
一方でお酒がメインのお店で料理はつまみ程度であれば、カウンターは短めにしてお客さんとの会話を楽しめるようにするのがおすすめです。
カウンターをつくる際には、3つのポイントがありました。
この3つのポイントを意識してカウンターを作れば、1人でお食事に来る方や、カップルの方にとって居心地の良いお店ができるでしょう。
カウンターをお考えの方は、ぜひこの3点を押さえてカウンター作りをしてみてください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。