こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
店舗デザインでまず初めに考えなければいけないことは何かご存知でしょうか。
まず初めに、店舗のイメージを考えなくてはいけません。
イメージが固まっていないと、デザインを考える際に迷子になってしまいます。
イメージの作り方について解説いたします。
店舗イメージはなんとなく決めれば良いと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、店舗のイメージは店舗を経営していく中で大切な要素の一つです。
店舗のイメージの完成度は集客の数を直接左右します。
というのも、お客さんは不安要素のあるお店には入りにくいという傾向があります。
どんなお店がはっきり分からないお店には入りたくないですよね。
どんなお店かがはっきりとわかっていれば、不安なく店内に足を踏み入れられます。
不安要素を少なくするためにも、イメージははっきりさせておきましょう。
店舗イメージが重要だと解説いたしました。
しかし、店舗のイメージはどのように決めれば良いのか分からないという方もいらっしゃるかと思います。
店舗イメージを決めるには、デザイナーと打ち合わせをしていき、デザイナーに明確にしてもらうという方法があります。
デザイナーとの打ち合わせの前に考えておかなければいけないこともあるでしょう。
どのようなことを考えれば良いのかということを中心に解説いたします。
店舗イメージを考える前に、店舗の雰囲気や商品構成、ターゲットの年齢層、接客方法などをどうするのかという点を考えていきます。
これらの希望が具体的であればあるほど、デザイナーもイメージを引き出しやすくなります。
店舗イメージと聞いて、楽しい感じ、かっこいい感じ、といった抽象的な言葉が浮かんでくる方は多いでしょう。
確かに抽象的なイメージも大切ではありますが、イメージを固めていくにあたっては、できるだけ具体的に店舗経営を想像しなくてはいけません。
楽しい、かっこいいと言っても、その感じ方は人それぞれです。
どのように楽しいのか、どのようにかっこいいのかが言語化できれば完璧です。
自分のお店を開業する際には、オリジナリティを大切にしたいという方も多いでしょう。
しかし、世界に一つだけのお店で、他のお店と似たところが全くないお店というものは存在しません。
むしろ、お店を始める際には憧れのお店があって始めるという方が多いのではないでしょうか。
もちろんオリジナリティは大切ですし、パクリはしてはいけません。
しかし、イメージを決める際には他の店舗のイメージは非常に役に立ちます。
他の店舗のどのようなイメージがどうして良いのかといったように分解していけば、店舗のパクリではなく希望イメージの抽出になります。
デザイナーに伝わりやすいように、できるだけ自分のイメージに近い店舗を集めておきましょう。
店舗イメージを決める際には、とにかく具体性が大事だとお話しいたしました。
しかし、自分の頭の中のイメージというものはなかなか言語化できるものではありません。
そのような場合でも心配ありません。
多くのデザイナーはイメージを具体化する能力に長けており、お話ししている間に具体的なイメージへと言語化してくれるでしょう。
デザイナーへ相談してイメージを決めるのであれば、安心してデザイナーに頼るのも手です。
店舗のデザインは集客にももちろん大切ですが、自分自身が満足して働いて行けるかという点でも大切です。
イメージと違った店舗よりも、イメージ通りの店舗の方がやる気も出るでしょう。
店舗経営を成功させるためにも、イメージをしっかりと決めて店舗設計を行いましょう。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。