こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
店舗デザインをお考えの際に、どのような点に気を使わなければいけないのか分からないとお困りの方は多いでしょう。
店舗のことを考えると、床は重要な箇所の一つです。
内装の床材はどのようにすれば良いのか、解説いたします。
店舗経営者の方の中には、店舗デザインにこだわりたい方も多いでしょう。
店舗デザインにこだわりのある方はまず真っ先に壁やインテリア、外観などに気を取られてしまう場合が多いです。
もちろんそれらの要素も店舗デザインには重要です。
しかし、ここで見落とされがちな床材も店舗デザインにおいて重要な役割を果たしています。
床は普段は目につきにくいですが、考えてみれば床は空間においてかなりの面積を占めていることは明白でしょう。
そのため、みなさんが思っているよりも床は店舗デザインにおいて重要なのです。
ある一定の広さの店舗であれば壁よりもむしろ、床のほうが面積が広いこともあります。
これほど広い面積を占めていると、床材を変えただけでも店舗の中の雰囲気はガラッと変わるでしょう。
店舗デザインを考える際には床についても必ず意識を向けておきましょう。
床材の重要性は理解していただけたかと思います。
しかし、床がいくら重要であると知っていても床材の種類を知らなければ意味がありません。
あなたの店舗に最適な床材を導入できるようになるために、床材の種類について紹介いたします。
まず一つ目は、天然の木材でできたフローリングです。
天然の木材を用いたフローリングは、無垢材と呼ばれ非常に人気のある床材のひとつです。
木材の種類や色によってさまざまな印象が演出できるため、こだわりの強い人にはおすすめです。
また、使えば使うほど味が出てくるので、どんどん愛着が湧いてくることでしょう。
ただ、自然の素材を用いているため傷がつきやすかったり、水分で腐ってしまったりといったデメリットがあります。
水回りで使用しないことはもちろん、できれば土足も避けたいです。
カフェや飲食店で使用する場合には、コーティングされたフローリングを用いて劣化を防ぎましょう。
ビニール床と聞いてもピンとこないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ショッピングモールや病院で用いられている床材といえばわかりやすいです。
ビニール床には大きなシート状のものと、タイル状のものがあります。
耐久性があまりないというデメリットがありますが、安価で張り替えやすく、水分には強いというメリットがあります。
高級感を演出したい場合には、タイルを用いるのが一番手っ取り早いでしょう。
タイルの中でも、天然石タイルは格別な高級感が演出できます。
そのほかにも磁器タイルというタイルは、火や水に強く調理場にも重宝されています。
高級なものから耐久性の高いものまで、タイルにはさまざまな種類があることを押さえておきましょう。
店舗の床にカーペットは想像できない方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、主にホテルや喫茶店などで多く使われています。
汚れや水分に極端に弱いという性質がありますが、防音性に優れているというメリットがあり、椅子をひく音や足音を響かせたくないという場面で重宝されます。
店舗デザインから抜け落ちやすい床材ですが、面積が広い分大きな印象を与えます。
床材はさまざまな種類があるので、悩んでしまうという方もいらっしゃるかと思います。
自分の店舗にはどのような機能が必要で、どのようなデザインが店舗デザイン全体に合っているのかという点を考慮して、一番良い床材を選びましょう。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。