こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
居酒屋を新しくオープンする方で、店舗デザインが気になっているという方はいらっしゃいませんか。
居酒屋は安くて美味しければそれで良いとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、案外店舗デザインも重要です。
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居酒屋では、安い値段で飲み食いができる安心感が非常に重要です。
ではそのようにお客さんに安心してもらうにはどうすれば良いのでしょうか。
その安心感は店舗デザインで演出ができます。
演出機能には、5つの要素があります。
それぞれ、店内の雰囲気、客席効率とバリエーション、素材感と客席の空気感、厨房スタイルと設定位置、照明演出の5つです。
店内の雰囲気は言うまでもありません。
店の外から店内を伺った際に、雰囲気の良いお店だなと思ってもらえないと、新規顧客は獲得できません。
居酒屋の雰囲気の良さに、賑やかさと言ったものが挙げられます。
賑やかさの演出できる雰囲気づくりをしましょう。
客席効率やバリエーションも居酒屋では重要です。
客席効率では、余っている席ができるだけ出ないように気を付けましょう。
余っている席があまりにも多いと、満員でも稼働率は50%といったことになりかねません。
そう言った意味でもバリエーションは重要です。
個室に座敷、カウンターなどさまざまな席主があれば効率よくお客さんに座ってもらえます。
また、バリエーションがある方がお客さんにも安心してもらえるでしょう。
素材感と空気感は、店内の雰囲気にも通じる点があるでしょう。
しかし、この場合は人がいなくても成り立つものを考えます。
店舗デザインではコンセプトに沿った統一感が重要です。
コンセプトに沿って、素材や空気感を考えましょう。
厨房のスタイルや設定位置もお客さんに安心感を与えられるポイントの一つです。
例えば、従業員の動線が考慮された設定位置は安心感を与えられるでしょう。
というのも、従業員の動き方がお客さんの気を散らすようなものであれば、お客さんは落ち着けません。
このように、見えるところだけでなく、見えないところも重要なのです。
居酒屋では照重要です。
居酒屋では、お客さん同士の会話を楽しんでいるという方が多いのではないでしょうか。
しかし、照明の位置が悪いと顔色が悪く見え、盛り下がることもあります。
また、料理が美味しそうな照明にするのも大切です。
店舗デザインにはさまざまな要素が関わっているので、業者に丸投げしてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、店舗デザインは店舗のコンセプトと密接に関わっていることです。
コンセプトとデザインは同じでなければいけません。
もちろんコンセプトは事前に伝えてから店舗デザインを行ってもらいますが、それだけでは不十分な場合もあります。
まずはコンセプトを明確にすることから始めましょう。
そして、設計や企画、デザインの段階で逐一コンセプトと合っているかを厳しくチェックしましょう。
コンセプトを決める際には、まずはこだわりから考えると良いでしょう。
料理にこだわった居酒屋か、酒にこだわっているのか、郷土にこだわっているのか、そのこだわりはさまざまです。
店舗デザインでは、デザインをする前段階が重要なのです。
居酒屋の店舗デザインは、お客さんの安心感を得るために大切でした。
居酒屋はそこがどんなお店かわからないまま入るという場合も多いです。
そのような状態で、どうやってお客さんを獲得していけば良いのかを考えることが大切です。
その際に、コンセプトからそれてはいけません。
自分らしい店舗デザインを目指しましょう。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。