こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
店舗改修をお考えの方で、初めてだから先に流れを知りたいと思う方は多いと思います。
工事を始める前に全体の流れと起こりやすいトラブルを知っておけば対処しやすいですよね。
今回は、店舗改修の全体の流れと起こりやすいトラブルについて紹介していきます。
店舗改修の流れは「計画」と「工事」の2つに分けることができます。
計画は物件を選ぶところから設計を考えるまでで、どのくらいの規模の物件を探すか、どのような内装にするかを考える期間です。
一般的な規模の物件だと2ヶ月程度を目処に想定しておきましょう。
工事は実際に改修を始めてから完成までの期間になります。
工事は1〜2ヶ月を目処に考えておくと良いでしょう。
そのため計画と合わせると3ヶ月以上はかかると想定されるのでオープン日時が決まっている場合は3ヶ月以上前から物件探しや店舗のイメージを固めておくと良いでしょう。
最初に行うことは立地と物件を決めることです。
立地、物件選びを失敗してしまうとどれだけ内装のデザインが良くても、お客様は利用したいと思わないかもしれないので慎重に選びましょう。
駅近の物件があれば良いのですがその分賃料も高くなるため売上が見込めないうちはやめておいたほうが良いかもしれません。
店舗は1階に構えた方が良いでしょう。
なぜなら、通りすがりの人も入りやすく店舗のアピールもしやすいからです。
物件の賃料ですがあまりにも安すぎる物件は手を出さないほうが安全かもしれません。
安い物件には安いなりの理由があるので相場付近の物件を探すことをおすすめします。
次に、内装工事会社を選びます。
この時に工事費用の相場が分かっていると費用が適切かどうか見極められます。
内装工事会社の選び方は自分で探しても良いし、知り合いに紹介してもらうことも良いでしょう。
特に建築系に携わったことがなく工事も初めて経験するという方は知り合いにオススメの会社を紹介してもらうと失敗することなく工事が進むと思います。
自分で探す場合は会社の実績や口コミを比べ探すと良いでしょう。
最後に内装工事です。
内装工事に入って大切なことは工事会社に任せっぱなしにしないことです。
こまめに足を運び、少しイメージと違うなと思ったらその場で相談しましょう。
最終段階まで行ってから違うと言っても期日が大幅に遅れてしまうからです。
内装会社と協力してより良い店舗を作り上げましょう。
口約束ではなくきちんと書面に残すことは大切です。
会社とは口約束したがそれが業者に伝わっていないとトラブルになる可能性があるため、きちんと書面で契約しましょう。
工事内容について物件のオーナーに確認しましょう。
内装工事をする時にオーナーの許可が下りない場合があるので、あらかじめオーナーに工事内容を伝えて了承をもらってから工事に移りましょう。
工期が伸びてオープンに間に合わない場合もあります。
延長した日につきいくら返金してもらうかなどの対策をしましょう。
見積もり金額よりも高く請求されるトラブルもあります。
見積もりの時に分からないことをそのまま放置せずに質問しましょう。
イメージと仕上がりで差がないようにするためには、業者の方に全てを任せるのではなく、ご自身も工事の進捗を確認しましょう。
こまめに足を運ぶことで次の内装工事の時もなにかと依頼しやすいでしょう。
内装会社と良い関係を築けると良いですね。
店舗改修の全体の流れとトラブルが起きやすい点について紹介しました。
初めて店舗改修をする時は分からないことが多く、大変だと思います。
ぜひこちらの記事を参考にして、自分のイメージ通りの店舗になるように頑張っていきましょう。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。