こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
新しいジムをオープンしたいけど、デザインしやすい物件を見つける方法や工事に移行する方法がわからない方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、そんな疑問を1つずつ解消していくために、店舗デザインのポイントについて紹介します。
ジムにするための物件で抑えておきたいポイントはトレーニング機材の重さに耐えられる床と通いたくなるアクセスです。
一定の重さに耐えられる力を「対荷重」と言います。
重いトレーニング機材を用意するのでそれに耐えられる床を持つ物件にする必要があります。
対荷重は物件の構造によって異なりますが、一般的なマンションでは約180キログラム、テナントビルでは約300キログラムまでが平均です。
対荷重を超えると床の凹みや傾きに繋がるので物件探しの前に機材の重さを調べましょう。
もし機材の重量が対荷重を超えてしまいそうな時は業者に相談して負荷をかけないデザインを提案してもらいましょう。
仕事前の早朝や仕事終わりに利用する方も多いですよね。
そのため、駅や駐車場からのアクセスが不便だと通うことが面倒に感じられるかもしれません。
アクセスしやすい物件であれば、短い時間でもトレーニングしようと思ってもらえる可能性が高いです。
できるだけアクセスの良い物件を選ぶようにしましょう。
物件を選び、全てリフォームするのも良いですが、元からある備品で使えそうなものの目星などを付けておくと内装のリフォームを減らすことができるかも知れません。
その分のコストをよりこだわりたいポイントに使うこともできるのでそのことも考えながら良い物件を探してみてください。
内装デザインにかけるコストの上限をあらかじめ決めておくのも良いかもしれません。
利用者にとって最低限必要なことは明るさと清潔感です。
トイレやシャワールームは清潔に保たれているか、ジム全体が明るく照らされているかで印象が全く異なります。
清潔なトイレやシャワールームが準備されていれば、ジムに通いやすいですよね。
また、ジムが明るいと気分が上がり、もう少し頑張ろうという気にさせてくれます。
照明器具を使い明るく照らしても良いですし、太陽光を取り入れる設計にしても良いですよね。
トレーニング機材を床が支えることができるか確認するが大事です。
せっかくトレーニング機材を揃えても床が重量に耐えきれなかったら機材を減らす必要があります。
そうならないためにも事前に機材の重量に耐えられる床なのか確認しましょう。
床を補強することで対処できるのかを確認して物件を契約することも大切です。
もし耐えられない床だとしても床を補強することで機材の重量に耐えれる床になる可能性があるので諦める前に確認しましょう。
また機材の配置を変えるだけでも重量のバランスを整う可能性があるのでデザイン会社に相談しましょう。
あらかじめジムのイメージを具体的に持っておくことも大切です。
思っていたものと違うことが起きないように様々なジムを見て、自分が作るジムのここだけは譲れないというポイントを作っておくことも良いでしょう。
そこを中心にデザイン会社と相談して決めることもオススメです。
自分の中で作りたいジムのイメージを固めておきましょう。
ジムを開業する時の店舗デザインのポイントを紹介しました。
ジムのデザインで利用者が必要としていること、内装工事での注意点など解説しましたが、初めてのジムの店舗デザインで分からないことがあると思います。
内装工事でお困りのことやご不安がありましたら気軽に当社にご連絡ください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。