こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
お店の外装や内装をワンランク上のデザインにしたいときに、ぜひ取り入れてほしいのがインテリアタイルです。
この記事では、店舗デザインにおいて人気を集めているタイルについて解説します。
店舗デザインでタイルを取り入れようか迷われている方、店舗をよりおしゃれにしたいと考えている方は、参考にしてみてください。
タイルは多くの種類があり、多彩な表情を持っている素材です。
あらゆる内装に使いやすいので、玄関やデッキ、フローリング、壁といった建物のあらゆるところに使用されています。
タイルをデザインのメインにしても良いですし、部分的なアクセントとして使用しても良いかもしれません。
とことんこだわりたい方は、目地とタイルのバランスを考えてみるのも良いでしょう。
また、タイルの目地の幅を太くするか細くするかによっても、雰囲気はかなり変わります。
同じ色のタイルであっても、背景となる目地の色が変わるだけで印象が変わります。
目地が小さいタイルはポップな遊び心にあふれた空間を演出し、目地が大きいタイルはゆったりとした印象を与え、重厚感を感じさせるでしょう。
このように、タイルは色やデザインが豊富で、多彩な使い方ができるのが魅力です。
どのように使うか、どの部分に使うか、適材適所にタイルを取り入れて、素敵な店舗デザインにしてくださいね。
タイルを使うことのメリットとしては、まず「掃除が楽になる」ことです。
例えば、飲み物をこぼしたときであっても、さっと拭けば汚れがすぐに取れます。
また、タイルは耐久性が非常に高いので、変質したり色褪せたりすることがほとんどありません。
熱への耐性があって火事の際に燃えにくいので、飲食店にも向いていると言えます。
タイルを使うことのデメリットとしては、「購入にかかる初期費用が高い」ことだと言えます。
とはいえ、耐久性が高い分ランニングコストはあまりかからないので、長期的に見れば割安と言えるかもしれません。
また、重いものを落下させた場合に「傷やひび割れができる」こともデメリットと言えます。
見た目のおしゃれさだけではなく、耐久性の高さとお手入れのしやすさ、機能性の高さに優れているタイルは、お店を彩る装飾として取り入れられています。
みなさん、「塩ビタイル」というタイルをご存じでしょうか。
塩ビタイルの見た目や質感は石材に似ています。
加工が楽で工期もあまりかからないという魅力があります。
石材のタイルとはまた違った魅力があるので、塩ビタイルの使用を検討してみるのもいいかもしれません。
また、石材のタイルを部分使いしてアクセントとして使用することもおすすめです。
例えば、壁にへこみを作ってその部分だけにタイルを貼るアレンジが挙げられます。
タイルを部分使いすると、空間のアイキャッチになるので、空間にメリハリを与えられます。
また、色や柄が異なるタイルを大胆に組み合わせて、パッチワークにするアレンジもおしゃれな雰囲気を演出できます。
タイルをお店に取り入れるだけでお店の雰囲気が一気に変わるので、お店のイメージに合わせて使用するタイルの種類や数を選びながら、店舗のデザインを楽しんでくださいね。
今回は、店舗デザインによく使われているタイルについて解説しました。
タイルは形・色・質感・デザインが多種多様なので、店舗のコンセプトに合わせてタイル選びを楽しんでくださいね。
当社では、お客様が求める「いい空間・いい店舗」づくりに向けて設計・デザインをさせて頂きます。
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大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。