こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
新しいお店をつくるときや店舗の改修をするとき、「店舗デザインをどうしたら良いのかわからない」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
店舗づくりにおいて、店舗デザインはとても重要です。
今回は、店舗デザインの作り方について解説します。
「また来店したい」と思ってもらえるような店舗づくりを目指しましょう。
店舗をつくる際は、明確なイメージコンセプトを持つことが大切です。
コンセプトの軸を明確に設けなければ、店舗デザインや集客のためのPRの方向性を定めるのが難しくなります。
例えば、2つの異なる国の料理を取り扱っているお店があったとしたら、「行ってみたい」と思う方は少ないのではないでしょうか。
「2つの国の料理をどちらも提供していたら、きっと中途半端だろうな」といった印象を受けてしまうこともありますよね。
この場合、2つの国の料理を両方提供するお店がいけないわけではなく、コンセプトが明確ではないところが良くないと言えます。
そのため、コンセプトを明確に設けてお客様に伝えることがポイントです。
この場合、「お店を2つのエリアに分けて、それぞれ違うシェフが料理を提供している異空間のハーモニーが生み出す空間を楽しむこと」がお店のコンセプトとして宣伝されていれば、行ってみたい気持ちになると思いませんか?
世の中には、庶民向きのお店や高級志向のお店や、若者向けのお店、観光客向けのお店といったようにさまざまなお店がありますが、明確なコンセプトを設けることが店舗づくりにおいて大切です。
コンセプトを決める際は、いろいろなお店を観察したりネットや雑誌からトレンドを掴んだりして、インプットをたくさん増やすようにすると、店舗イメージを決めやすいでしょう。
また、他のお店を例にして、そのお店の良いところや足りないと思うところを足し引きするのも良いかもしれません。
店舗デザインをするときは、「お客様と従業員の動線の取り方」と「コンセプトに基づく店舗デザイン」の2つの軸を踏まえて設計する必要があります。
お客様の動線とサービス動線がスムーズにいくようなインテリアの配置や、従業員が無駄なく効率的に動ける動線を考えましょう。
この際、イメージコンセプトに合う店舗デザインにすることも忘れてはいけません。
コンセプトをはっきりさせることは、店舗デザインをするうえでとても大切です。
とはいえ、いきなり店舗のコンセプトを考えるのは難しいと感じている方が多いのではないでしょうか。
コンセプトを決めるときは、ターゲットを最初に考えましょう。
どの年齢層をターゲットにしているのか、来店するお客様を具体的に想像します。
ターゲットを決めたら、どのような接客方法で、どんな雰囲気のお店だったらターゲットのお客様に来てもらえるのかについて考えます。
「楽しいお店にしたい」といった漠然としたコンセプトではなく、「子供がいる母親が楽しく安らげるお店」とターゲットを含めた具体的なコンセプトを設けましょう。
イメージコンセプトが決まれば、店内のレイアウトや接客方法、商品構成も決めやすくなるでしょう。
コンセプトの決め方は人それぞれですので、考え方の1つとして参考にしてみてくださいね。
今回は、店舗デザインの作り方についてご紹介しました。
当社は「いい住まい・いい店舗・いい空間」をもとに、信頼できる技術を持った従業員が店舗デザインのアドバイスをさせていただきます。
店舗づくりや店舗の改修をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。