こんにちは!Balboa studioスタッフの近藤です。
店舗補修で壁紙を変えたい方はいらっしゃいますよね。
壁紙は自分で補修可能な部分もありますが、基本的には業者に依頼した方が良いです。
今回は、壁紙に起こるひび割れの原因や壁紙の選び方について、ご紹介します。
壁紙のひび割れが起こった際に何が原因なのか気になりますよね?
張り替えてすぐはきれいですが、時が経つにつれ、壁紙も劣化します。
ひび割れの原因が壁紙によるものなのか、壁自体によるものなのか心配になるでしょう。
壁紙のひび割れには2種類の原因があります。
一つ目は「施工や材質」です。
この原因だと手抜き工事を疑ってしまうと思いますが、そうではありません。
壁紙は基本的に下地の上に直接ノリで貼られています。
この下地自体に段差があったり、板の継ぎ目同士が一致したりした場合は早い段階で線のようなものが目立つ可能性があるでしょう。
また、下地処理の問題や壁紙自体がひび割れしやすい素材であったなどもあるでしょう。
これが施工や材質の問題ということです。
この原因の場合は、修理や貼り直しを依頼することで解決できるでしょう。
二つ目は「壁や天井自体の不具合」です。
この場合、施工の問題だけでなく、さまざまな要因が考えられます。
具体例としては、地震や水漏れなどが考えられるでしょう。
二つの原因を紹介しましたが、どちらの原因かを判断するのは難しいでしょう。
気になる方や原因を知りたい方はぜひプロの業者に依頼しましょう。
壁紙選びにもポイントがあります。
壁紙は部屋の中で一番面積を占めるものですよね。
そのため、選ぶポイントを理解して慎重に選びましょう。
最初にどのような部屋にしたいかをイメージしましょう。
自分の部屋での過ごし方・身の回りの家具や雑貨などによっても壁紙は大きく変わります。
自分のライフスタイルに合った壁紙をイメージしましょう。
イメージがついたら、床材やドアの色調と合わせて基本色を考えましょう。
木目の床だけでも赤色・黄色・グレー色などさまざまな色味があり、これらの色に合う壁紙がそれぞれあります。
モダン系やシック系が良い方は無彩色やこげ茶の床にグレー系の壁紙を合わせましょう。
ナチュラル系やベーシック系が良い方は黄色や赤色の床にベージュ系の壁紙を合わせましょう。
基本色が決まったら、それぞれの色を大きなサンプルで確認しましょう。
カタログで見るよりも実際の仕上がりは明るく、淡く見えます。
そのため、なるべく大きなサンプルで色を確認することが大切です。
この時、床・壁・天井の色のバランスを考えましょう。
基本的に上に行くほど明るい色を使用すると天井が高く広く感じられます。
逆に天井を暗くすると空間に落ち着きが出ます。
最後に機能性を考えましょう。
機能性とは、汚れ防止・消臭などです。
ワンランク上の雰囲気にしたい方は、異なる色や柄を一部に取り入れましょう。
基本的には、壁紙の剥がれや10センチメートル程度の穴であれば、自分で修理できると言われています。
しかし、石膏ボードまでひび割れている場合や壁に凹みがある場合などは業者に依頼しましょう。
強度の心配なども出てくるため、自分で修理するのは困難です。
修理した部分の壁紙を貼り替える場合は他の部分と比べて色の違いが出る可能性があるので、壁紙すべてを貼り変えることも視野に入れましょう。
今回は、店舗補修で壁紙を変えたい方に向けて、ひび割れの原因や壁紙の選び方について、ご紹介しました。
ひび割れの原因やその後の修理のことを考えると、業者に依頼することが一番です。
壁紙を変える時はぜひ今回のポイントを参考にしてみてください。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。