お洒落は足元からと同じ様に
よくね、お洒落は足元からと
聞きます?、
僕は、この言葉を教えてもらった
服の師匠がいました。
18歳でやっとスーツの着れる営業職に就けてまぁ嬉しかった。
お洒落のおの字も知らない僕でした。
中卒の僕は、スーツを着て仕事をする。ってのに
憧れと諦めがあった。今は、価値観が全く違うけど当時は、なんだろうね自分でもわかりません!
まぁ、入社が決まり慌ててスーツってのを選びに行くけどどこで買って良いか分からない。。。
大きめのスーパーで服が売っててそこで
安いのを買った。1万円もしない。でも18歳には、
大金だった。
当時は、バブル絶頂〜。
僕は、30人位営業マンがいる中古車センターで
仕事を覚えるまで社長の運転手となった。
発売ホヤホヤのシーマを運転してウキウキだった。そして、いつもの様に社長を乗せ
て運転してると
社長行きつけの服屋に向かう様に指示が出た。
そう、あのMr.KATO。
地元では、知る人ぞ知るお店。
社長に連れられておそるおそる店内へ…
社長がウチのニューフェイスの斎藤君です。
とマスターに紹介され
斎藤君に服を教えてあげてと、
続いて言われた。とっても恥ずかったのを
おぼえてる。
僕は、下着になり靴下から靴、
シャツ、ネクタイ、スーツ、ベルト
と全てその場で着せて貰った。
そして社長がそのまま着て帰ろうとと、
プレゼントしてくれた。
多分、30万円は、超えてたと思う。
その晩、社長に当時のディスコに連れって
貰った。僕のディスコデビューだ〜笑
その時にマスターに教えて貰ったのが
お洒落は、足元だよ!と。
靴の事も詳しく教えて貰った。
スーツの着こなしも教えて貰った。
それから毎日の様に通い
結婚する迄、給料のほとんどを
Mr.KATOで服代でした。
Mr.KATOのマスターとの出会いが
無ければ今の仕事の好みにも繋がらなかった
と思う。
前置きはかなり長いーけど
お洒落は、足元からの足元と同じ様な
意味を僕は、椅子に感じてる。
テーブルに1枚板とか
カウンターは、檜とか、
こだわりの相談を受けるコト多いけど。
椅子は、ほとんど相談を受けない。
デスクワークって言うけど机の上には、
座らない。
座るのは、椅子。
長く座る椅子には、僕は気を使いたい。
高い椅子が良いと言ってる訳じゃないけど
疲れない椅子を僕は好むよ。
はかどる、アイデアとか前向きとか
頭なのか胸なのか自分のどこにこの気持ちが
置いてあるのか分からない。
でも、置いてある場所が分からないくせに
この発想を大事にしたいから
僕は、テーブルより椅子を大事にしちゃうな。
大工や現場監督の経験を生かし、建設業界でお客様と職人の橋渡しを行うとともに、現場での作業の効率化やお客様の要望に対応することを重要視している。現在は名古屋・東京などを拠点に、「店舗・オフィス・施設」、「住まい」、「ライフスタイル」に関する提案を行い、常に新しい挑戦を続けている。