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2015.09.01
無垢の床材選びは五感で選ぶ
こんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりをする
木造注文住宅専門、地域密着工務店の
サイトウホーム代表の斎藤浩司です。無垢を知ると色だけで選ばなくなる
赤色、青色、黄色って誰もが共通するイメージ感覚でしょうか?
コト、信号に例えると日本の青信号の青は海外の青と違うとか?「みなさん、知っていましたか?」
色というのは感覚の違いや人それぞれじゃないかなと思うのです。
私の仕事で言うなれば、色って大切な感覚。でも色選びとして選ばない方がいい。切り離して欲しい部位があります。
それは床材です。やっぱり僕は自然素材が好きだし床選びと言うなら
断然無垢でしょと思うのです。何とも言えない心地よさ。床って素足で歩く。いや、歩きたい。スリッパも良いけど
やっぱり素足で温もりを感じたい。
床選びは色で選ぶのでなく柄で選んで欲しいのと温もりの違いやすなわち
それが堅さだったり柔らかさだったり、香りだったりするのです。要は人が本来持っている感覚。
「そう、五感で選んでほしい」
話を戻しますが、色は濃い薄いあるけど合板フローリングのような
均一の感覚を持って無垢材を選ぶと失敗すると必ず思います。なぜなら、無垢は表情の違いがあり、同じ木でも木目柄1つで違う色に見える
からです。プロが見るとこの木は何と応えられますが、建築1年生2年生なら
間違える事もあるくらい沢山の表情を持っているからです。「だから、これを何色?」
と言う捉え方はそもそも違うのですね。
人が持っている大事な感覚。五感で沢山感じ取って大いに「これ大好き」とか感じて欲しいのです。個人差はありますが無垢が好きな人で
「この木嫌い」とかってあまり少ないように感じますけど僕の気のせいでしょうか?でも、色に好き嫌いはありますよね。だから、そもそも無垢を色で選ぼうと
すると大変な間違えになるのです。色ではなく五感で好きな無垢材をキープという感覚でもいいし、
もう1つ大切にしてほしいのは堅い柔らかいの特徴です。これは五感でも繋がりますが、無垢材を手にとりほっぺたに「スリスリ」すると
よくわかります。暖かみを感じるのは柔らかい無垢材になります。
この柔らかい木の代表的なのは松や杉です。このような柔らかい木の「種類を針葉樹と言います」
といいます。実は葉っぱの形で表現しているのです。尖った形の葉っぱは
針葉樹。何となく漢字を見ると「尖がったイメージがつきますよね。」
反対に堅い木の代表的なのはケヤキやクリなど。「種類は広葉樹と言います」
思い出してみるとケヤキ並木の葉っぱって広がってますよね。葉の形から
種類分けをしてるのです。無垢のフローリングを選ぶ時に葉っぱの形を
思い出して考えたり、調べてみたりしても楽しいかもしれませんね。無垢の床材選びは、それぞれの特徴を知る。
その特徴を知ると必ずあなたの五感と合う
床材が見つかります。