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2024.11.08
ライフプラン表で、返済計画に無理が無いか確かめましょう
住宅ローンを利用して新築する方の中には、
・数千万円もの借金を抱えること
・返済期間が長いこと
に強い不安を感じる方がいます
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そんな不安を感じたことはありますか?
住宅ローンの返済中、
子育て中の方が苦労するのが教育費の捻出です。
教育費はある程度予想できるので、計画的に準備できます。
そのために欠かせないのが
「ライフプラン」を視覚化することです。
この表には、
・家族の名前と年齢
・ライフイベント(入学・結婚・定年・車の買い替えなど)
・収入(夫の収入・妻の収入・児童手当など)
・支出(生活費・教育費・住宅ローンなどの項目別に)
・年間収支
・貯蓄残高
を1年単位で記入します。
住宅ローンの借入期間を
35年にする予定なら、
35年間分の表を作成します。
住宅ローンの返済額は、住宅ローンの
シミュレーションサイトで計算できます。
この時点で返済額に無理があるようなら、
家計に支障の無い金額まで
借入希望額を下げましょう。
なお、日本学生支援機構の調査によると、
正社員として就職した方でも、
「本人の低所得」などの理由で
延滞したケースはあります。
奨学金を前提として教育費の計画を立てる場合は、
お子さんと十分に話し合っておきたいですね。
作成した表を見て、
「住宅ローンの返済期間はもっと短くできるな」
と思ったなら、短くしても大丈夫かもしれません。
とはいえ、
契約後に返済期間を延長することは
できませんから、万が一に備えて、
『返済期間は長めに設定して、
定期的に繰り上げ返済する』
という方法も検討したいですね。
金融機関から提示された借入可能額を見て
「せっかくだから上限まで借りよう!」
という家づくりをすると、
返済に追われて新居での暮らしを
楽しめなくなるかもしれません。
住宅ローンに対する不安を軽減するためにも、
無理の無い返済計画を大切にしたいですね。