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2024.11.05
新居の自転車置き場は?
スタッフが近所の一戸建てを観察したところ、
車には専用の駐車スペースがあるのに対し、
自転車は、軒下、カーポート、建物と塀の間など、
さまざまな場所に置かれていたとか
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そのため、直射日光や風雨にさらされたり、
横並びに駐車した車の間を通らなければ出入りできないなど、
自分なら不便を感じると思うところが多かったそうです。
ところで、
新築したら自転車をどこに置く予定ですか?
■自転車の劣化を早める原因
自転車の耐用年数は10年が目安とされていますが、
・走行距離が長い
・乗り方が荒い
・タイヤの空気入れなど、定期的にメンテナンスしていない
・保管状況が悪い
などが原因で劣化が早まることがあります。
■自転車にとって快適な環境は?
紫外線、雨、風、雪などの影響を受けず、
ほかの自転車と適切な距離を置けるなら、
自転車はゆっくり休憩できます。
外からの侵入者にいたずらされず、
蜘蛛の巣や鳥のフンなどの心配がない場所なら、
より一層安心です。
■具体的には?
高価な自転車や使用頻度が低い自転車なら、
鍵付きの物置に保管しても苦にならないかもしれません。
しかし、通勤や通学で
毎日のように使う自転車の場合、
出し入れが簡単な方が楽ですよね。
テントタイプのサイクルハウスもありますが、
風の影響を受けやすい場所だと
自転車ごと飛ばされてしまうかもしれません。
雪が多い地域だと積雪も心配です。
そこで、
・屋根付きで、地域の気候に耐えられるサイクルポートを選ぶ
・輪留めなどに自転車を固定できるようにする
・雨が吹き込まないようサイドパネルでガードする
・新築時に、玄関内に自転車を保管するスペースを設ける
など、自宅に合う方法を探しましょう。
「子どもが高校を卒業したらサイクルポートは使わないんだけど…」
という場合、屋根付きテラスやカーポートを
期間限定の自転車置き場にするのもいいですね。
(転倒して車に傷をつけないための対策は必須です)
道路からの視線が
気にならないサイクルポートなら、
洗濯物干し場やストックヤードとして
再活用できます。