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2024.10.28
夜間熱中症を防ぐための睡眠環境とは?
総務省消防庁によると、
今年8月19日~8月25日の1週間に熱中症で救急搬送された方は、
6,711人だったとか
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。このうち、発生場所の割合で30%を超えたのは、
「住居(敷地内すべての場所を含む)」の32.5%だけです。
ところで、夏の熱中症のうち、
約4割が夜間に発症していることをご存知ですか?
暑がりさんや寒がりさんもいるように、
人によって快適に感じる温度は異なりますが、
夏に適した睡眠環境は、
・室温・・・26~28度
・湿度・・・50~60%
が目安とされています。
となると、扇風機や窓を開けるだけでは対応できません。
エアコンのタイマー機能を設定したり、
エアコンをつけっぱなしにする必要があります。
とはいえ、電気代を考えると、
つい我慢してしまうこともありますよね…。
そんなときは、
・就寝前から冷房し、壁や天井を冷やしておく
・オフタイマーの時間を長めに設定する
・家族と同じ部屋で就寝し、エアコンの稼働台数を減らす
・家族と体感温度が異なる場合、寝具やパジャマで調整する
・扇風機や氷枕を併用する
など、暮らし方に合う対策を試してみましょう。
起床時に、
・足がつる・筋肉がけいれんしている
・めまい・立ち眩みがする
・体がだるい
などの症状があれば、
夜間熱中症の可能性があります。
もし、そんな不調を訴える家族がいたら、
その日から寝室の温度と湿度をチェックし、
睡眠環境を整えてみましょう。