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2024.10.07
家計の情報を共有していますか?
あなたは、配偶者や子どもに対して
価値観の違いを感じたことはありませんか?
【海の家/繁田 諭】
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。配偶者も子どもも、育った環境や時代が違いますから、
価値観が異なるのは自然なことです。
とはいえ、これから新築する家族には、
家づくりという共通の目標があるのですから、
より良い資金計画のために協力したいですよね。
ところであなたの家庭では、
どのようにして互いの価値観を近づけていますか?
■家計を管理する方法は?
・夫婦が生活費を出し合い、それ以外はそれぞれの個人資産にする
・夫に小遣いを渡し、それ以外は妻が管理する
・妻に生活費を渡し、それ以外は夫が管理する
などのように、家庭によって家計を管理する方法は異なります。
どの方法にせよ、どちらか一方に家計を任せっきりにすると、
・お金の管理がうまくできない
・管理していない人が家計に無頓着になる
などがきっかけで信頼関係が崩れることがあります。
■情報を共有しましょう
夫婦で家計の情報を共有すると、
・お金の使い方を見直せる
・お金に関する情報を、二人で取捨選択できる
・夫婦間の不公平感を減らせる
・コミュニケーションの機会を増やせる
・話し合う習慣ができる
・共通の目標や問題意識を持てる
など、さまざまなメリットがあります。
お金の話をすることを
「良くないことだ」「苦手だ」と思う方もいるそうです。
しかし、配偶者の金銭感覚や価値観を知るには、
話し合う機会は欠かせません。
そこで、妻がメインで管理する場合は月末に報告会をするなど、
夫婦に合う形で家計の情報を共有しましょう。
報告会ついでにお金の話題を広げると、
話し合うきっかけをつかみやすいですよ。
■第三者の協力も
夫婦の収入が大きく異なる場合、
家庭によってはどちらかが意見を押し付けて、
話し合いがうまくできないことがあるかもしれません。
そんなときは、
FPなどのお金の専門家に相談したり、
住宅業者のお金に関する勉強会に参加するなど、
第三者を交えてお金について学びましょう。
家づくりは、多額の資金を必要とします。
効率よく貯蓄し、無駄なく使うには、
たくさんのことを学ばなければなりません。
家族は、単なる同居人ではありません。
そして家づくりは、家族を知り、
家族愛を深める、
大きな学びの機会なのです。