-
2024.09.24
夏は、室内のホルムアルデヒド濃度が増加しやすい時期です
気象庁によると、6月から8月は、
全国的に平年より気温が高くなる見込みだとか
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。今年は、真夏日(30度以上)や
猛暑日(35度以上)が観測されました。
インドでは気温が50度を超える記録的猛暑を観測したそうですが、
ところで、あなたは、室温が高くなると
室内のホルムアルデヒドの濃度が
増加することをご存知ですか?
■ホルムアルデヒドとは
ホルムアルデヒドは、建材や接着剤、防腐剤などに含まれます。
そのため、ドア・天井・壁紙・床、家具などの住宅に関するもののほか、
衣類やベッド、手袋など、身近なところに数多く使われています。
シックハウス症候群の原因物質の一つで、
頭痛・のどの痛み・吐き気・倦怠感・
呼吸困難などの健康被害を及ぼします。
■温度との関係
ホルムアルデヒドは、
温度が高くなると揮発しやすくなります。
そのため、夏だけでなく、
冬の暖房している部屋でも高濃度になる恐れがあります。
■濃度を抑えるには
・新築やリフォーム時は、
ホルムアルデヒドの濃度が低い建材や天然素材を選ぶ
・24時間換気システムは、常に稼働させる
・ホルムアルデヒド対応の空気清浄機を稼働させる
・定期的に換気する
・キッチンなどの換気扇を回しっぱなしにする
・冷房で適切に温度管理をする
・新築やリフォームをした後の1年程や、
新しい家具を購入した後は、よりこまめに換気を行う
JIS(日本産業規格)では、
F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆と分類して
一般の方にも安全性が
わかりやすいよう表示しています。
(☆の数が多いほど安全性に優れています)
輸入製品には規制が無いため、
安全性がわからない家具などの購入は慎重に行いましょう。