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2024.09.11
片付けやすい家づくりで、掃除の手間を減らしましょう
ホコリの中には、ダニやカビが潜んでいます
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そのため、ダニやカビの増殖を防ぐには小まめな掃除が欠かせません。
とはいえ、仕事や育児で忙しい中、
隙間時間を作って掃除機をかけるだけでも大変なのに、
『出しっぱなしのモノを片付ける』というひと手間が加わると、
どっと疲れますよね。
新築する時、今の住まいより広い一戸建てにすると、
その分、掃除の手間が増えます。
掃除の負担を減らす対策をしておかないと、
入居後の負担が大変そうですね…。
■あなたが負担に思うのは?
「コロコロ以外の掃除はしたくない」
「掃除機掛けは好きだけど、ハタキ掛けは嫌い」
「サッシのレールの掃除が最大のストレス」
というように、人によって負担を感じる原因は異なります。
より良い対策を見つけるため、
掃除のどんな点について負担を感じるのか
書き出してみましょう。
■収納は、近くて片付けやすい場所に
たとえば、掃除前の片付けを負担に感じているなら、
近くて片付けやすい場所に収納スペースを設けましょう。
このとき、
「ダイニングで良く使うモノは、この引き出しにしまう」
「ぬいぐるみはこの箱、ブロックはあの箱」
と置き場を決めておくと、
モノが迷子になるのを防げます。
「入りきらなくなったら、
使用頻度が低いものから処分する」
というルールを決めておけば、
モノが増えることを防げます。
■隙間や凹凸
家具や家電との隙間が狭いと
掃除が大変ですよね。
空気の流れも悪くなるので、気が付いた時には
「家具の裏側と壁に大量のカビが…」
という可能性もあります。
また、掃除の手間が増える凹凸部分も何かと面倒です。
スタッフの周囲でも、
巾木(「はばき」壁と床の間にあるパーツ)
の掃除を面倒に感じる人が多いとか。
そんな凹凸の負担を減らしたいなら、
・家具のサイズを揃えて凹凸を減らす
・扉付きの棚で、中にホコリが入るのを防ぐ
・巾木の形状や厚さを比較して、
ホコリが溜まりにくいものを設置する
などの対策を検討しましょう。
■家族で分担
家の掃除を、そこで暮らす人が行うのは自然なことです。
そこで、
・得意な場所を担当する
・日替わりで掃除当番をする
などのように、家族に合う方法で分担してみましょう。
家族で分担すると、
共通の話題が増えますし、
お互いの不満を減らすことにも役立ちます。
「モノを出しっぱなしにしたら掃除が大変」
と実感した子どもが、
片付け大臣になってくれるかもしれません。