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2024.09.09
ペットを原因とする火災を防ぐために
ペット不可のアパートで暮らす知人は、
犬との暮らしに憧れ続け、
ついにペット可のアパートに引っ越しました
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そのアパートは、犬の種類は小型犬のみOKで、
中型犬や大型犬を飼うと
退去しなければならないとのこと。
そのため、持ち家取得に向けて貯蓄を始めたそうです。
新居でペットと暮らす予定の方は、
玄関に洗い場を設けたり、
鳴き声やニオイ対策を施したりと、
さまざまな工夫が必要です。
ペットと暮らす家づくりが
得意な業者もいますから、
担当者からも積極的に
アイデアを取得したいですね。
ところで、
ペットが原因で火災が発生していることをご存知ですか?
NITE(製品評価技術基盤機構)によると、
2,013年度から2,022年度までの10年間に
NITEに通知された
製品事故情報のうち、
ペットによる事故は61件発生し、
54件が火災に至ったとか。
そのうち、ガスこんろなどが
関わった火災の原因になったペットは、
猫が19件、犬が6件、子ヤギが1件だそうです。
猫は、高い場所に置いてある家電製品に乗って排尿し、
内部でトラッキング現象を発生させることがあります。
犬は、配線器具や携帯電話にかみついたり、
落として遊ぶことがあります。
いずれも、行動習性が原因と考えられており、
その行動を制限するのは難しそうです。
そこでNITEは、ペットによる事故を防ぐために
・出掛ける際はガスこんろの元栓を閉め、
IHこんろ・電気こんろは主電源を切る。
操作ボタンをロックする機能がある場合は使用する。
・目を離す際や出かける際は、ペットをケージに入れる。
・こんろや暖房器具の周りに、
可燃物やペットの興味を引く物を放置しない。
・電気製品を使用しない時はプラグを抜いて、
ペットの行動範囲外に保管する。
・ペットが好む排尿場所付近に電気製品を置かない。
という対策を紹介しています。
ペットを飼っているOBさん宅の見学も参考になります。
そんな機会を得たら、積極的に参加したいですね。