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2024.08.26
ローリングストックは、非常食のストレス軽減に役立ちます
防災への関心が高まっています
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。地震などの災害が発生すると、
・自助(自分の身を自分で守ること)
・共助(周囲の人たちと助け合うこと)
・公助(国や自治体による救助や支援のこと)
が必要だと言われています。
自分の身を自分で守るには、
・自宅の耐震性や耐火性を高める
・雨戸や飛散防止フィルムなどでガラスの飛散を防ぐ
・感震ブレーカーを設置して通電火災を防ぐ
・家具を固定して転倒やケガを防ぐ
・非常食や常備薬などを備蓄する
などの方法があります。
その中で、今日は非常食の備蓄についてお話しします。
備蓄量の目安は、最低でも3日分、
できれば1週間以上が望ましいとされています。
非常食には、アルファ米、乾パン、カップ麺、レトルト食品、缶詰
など様々な種類があります。
しかし、賞味期限を優先すると、
自分の味覚に合わないものがあるかもしれません。
断水や停電で気が滅入る中、
食事にまでストレスを感じるのはつらいですよね。
そこでおススメしたいのが
『ローリングストック』です。
ローリングストックとは、
普段の食料を3~7日分ほど多めに買い置きし、
賞味期限が近いものから消費して、
『食べたら補充』を繰り返す方法のことです。
非常時にしか食べない非常食だと、
必要になった時、賞味期限が切れている恐れがあります。
非常食の味や量が自分に合わないこともあります。
しかし、日常的に食べ慣れた食品を備える
ローリングストックなら、災害時でも
自分の好みに合う食品を楽しめます。
チョコレートやジュースなどの菓子や嗜好品は、
さらなるストレス軽減も期待できます。
なお、食品を買い足すときは、
主食となる炭水化物だけではなく、
たんぱく質・ビタミン・ミネラルといった
栄養バランスにも配慮しましょう。
ドライフルーツ、野菜ジュース、ロングライフ牛乳など、
日持ちするおいしい食品を探すのは楽しいものです。
根菜類など、日持ちする野菜を普段から多めに買い足したり、
干し野菜やフリーズドライの野菜を揃えておくのもいいですね。
ローリングストックに「お湯を注ぐだけ」
「温めるだけ」「そのままで大丈夫」という食品も揃えておけば、
体調を崩した時や大忙しな時も重宝しますよ。