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2024.08.21
災害を悪用する業者に注意しましょう
台風や地震などの災害によって自宅が被害を受けると、
一刻も早く補修したいと思うものです
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。しかし、被害を受けた建物が多いと、
どうしても順番待ちになってしまいます。
そんな時、地元以外の業者が
『支援』という名目で訪れたら…。
普段は訪問販売を警戒している方でも、
つい耳を傾けてしまうのではないでしょうか。
災害後に訪れる業者の中には、
「屋根をすぐに直さなければ雨漏りする」
「火災保険を使えば自己負担なく修理できる」
「火災保険の申請をサポートする」
と、不安を煽ったり安心させたりして契約に誘導する人がいます。
しかし、津波・地震・噴火により自宅が火災に遭った場合、
火災保険ではなく地震保険で対応します。
そのため、「火災保険を使えば自己負担なく修理できる」
というセールストークが当てはまらない場合もあります。
また、「私が申請をサポートすれば、保険金を多めに請求できますよ」
「ついでに老朽化した部分も火災保険で直しましょう」
と勧める業者と契約すると、詐欺に加担したことになります。
なぜなら、水増し請求は不正行為ですし、
老朽化の補修は火災保険の対象外だからです。
そのようなトラブルを防ぐため、
・その場で契約しない
・訪問販売や電話勧誘販売で契約する場合、必ずクーリング・オフについて確認する
・施工業者に相談する
・地元の複数の業者に相見積もりを依頼する・見積書に詳細な
内容を記さず「一式」とまとめる業者は避ける
・加入中の損害保険会社に、火災保険や地震保険について相談する
などの行動で自分を守りましょう。
災害を悪用した犯罪は度々発生しています。
最近は、
「被災地に寄付するために不用品を買い取る」
という名目で家の中に入る業者もいるとか。
災害はいつどこで発生するかわかりません。
不安を抱えている時に訪れる業者には、特に注意したいですね。