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2024.08.09
隣家など、土地の周囲の様子を観察しましょう
新居の配置や間取りを考える時、
隣家や周囲の様子を把握するのはとても大切なことです
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。例えば、隣家との距離が近いと、
日当たりが悪くなることがあります。
しかし、1階の日当たりを確保できなくても、
1階のリビングを吹き抜けにして
2階から日差しを取り込んだり、
2階にリビングを設けるといった解決策があります。
隣家と似たような位置に窓があると、
視線や物音が気になります。
しかし、事前に把握していれば位置を調整できます。
位置を動かせない場合でも、窓の種類や高さなどの
工夫次第でプライバシーは確保できます。
例えば、隣家の給湯器と新居の寝室が近すぎると、
低周波音により睡眠障害や体調不良を起こす恐れがあります。
しかし、寝室を遠ざける間取りで
適切な距離を設ければリスクを減らせます。
自宅より後に隣家が建ったために
住み心地が悪くなっても、
違法でない限りどうすることもできません。
既に隣家があるのなら、建物や窓の位置や高さ、
自宅と隣家との距離などをもとに、
より良い新居を熟考できます。
ですから、隣家の様子はしっかり把握しましょう。
この時、隣家の樹木など、庭の状態までチェックすれば、
ご近所トラブルの予防ができます。
例えば、隣家の庭木の手入れが不十分なら、
枝や根が敷地内に越境してトラブルになるかもしれません。
毎年、敷地内に落ちた枯れ葉掃除をする羽目になるかもしれません。
トラブルを防ぐため、
事前に隣家と合意書を交わしたり、
高さのあるフェンスを設置するなどの
対策を検討しましょう。
土地選びの段階で、隣家の庭木による影響が大きいと判断したなら、
購入の是非については、より慎重に検討しましょう。