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2024.07.29
徒歩○分って?
土地の情報には、
最寄り駅や学校などへの距離や所要時間が記載されていますよね
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。所要時間は「車で〇分」「徒歩〇分」と記載されていますが、
速度を調整できる車ならともかく、歩く速度は人それぞれです。
競歩のようなスピード感で歩く人もいれば、
会話を楽しみながらのんびりと歩く人もいます。
それに、まったく同じルートでも
信号待ちの回数が異なることもあります。
ところで、徒歩での所要時間って、
どのように算出しているのでしょうか。
■1分=80m
不動産の表示に関する公正競争規約には、
不動産の広告についてのルールが記されています。
この中で、徒歩での移動距離は
1分当たり80mとし、1分未満は
切り上げて計算するよう定められています。
ところで、複数の区画がある広い分譲地の場合、
どこを選ぶかによって施設までの距離が変わりますよね。
その場合は、最も近い区画と最も遠い区画の距離を測定し、
「徒歩〇~〇分」と表示します。
■信号・踏切
信号や踏切での待ち時間は計算に含まれていません。
そのため、信号が多いルートや
遮断機が下りる回数が多いルートは注意が必要です。
■実際に歩いてみましょう
実際に歩くと、
・交通量が多いのに歩道が無い
・横断歩道のみで信号が無い
・見通しが悪い
などのように、危険を体感できます。
そのほかにも、坂道や階段のように、
歩行速度が遅くなる場所があるかもしれません。
たとえば通学路の場合、
学校までの最短ルートに危ない場所があるなら、
親としては、迂回して安全ルートで通学させたいですよね。
正しい所要時間を計測したいなら、
実際の通勤・通学の時間帯に、
通勤・通学と同じ重さの荷物を
持って歩くと良いでしょう。
バスや電車を利用する予定なら、
同じ時間帯に歩くことで混雑具合もチェックできますよ。