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2024.07.19
入浴時のヒートショック対策に不足がないか確認しましょう
徐々に過ごしやすくなってきましたが、
日によって寒暖差が大きいですね
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。家族の健康を守るため、
入浴時のヒートショック対策に不足は無いか確認しましょう。
■入浴前後の飲酒や飲食に注意
食事を終えたら、30分以上経ってから入浴しましょう。
お酒は、アルコールが抜けてから入浴するか入浴後に飲みましょう。
■入浴前に浴室と脱衣所を暖める
リビングとの温度差が大きいと、
血管が収縮したり血圧が上昇します。
・シャワーで浴槽にお湯をため、その間にシャワーの蒸気で浴室を暖める
・暖房器具を用いる
などの方法で、リビングとの温度差を減らしましょう。
■手足から掛け湯する
心臓から遠い場所から掛け湯すると
血圧の急上昇を防げます。
手足から徐々に心臓に近い場所へと掛け湯して、心臓の負担を減らしましょう。
■熱すぎず、つかりすぎず
41度以上のお湯や長風呂は体に負担をかけます。
ヒートショック対策として、
『湯温38~40℃、お湯につかる時間は10分程度』が推奨されています。
「それでは体が温まらない!」
という場合は、湯冷めしにくい入浴剤を試してみませんか?
なお、浴槽に日本酒、塩、柑橘類などを
入れる方法もありますが、追い焚きすると
配管を傷める場合があるので注意しましょう。
■浴槽では、ゆっくり立ち上がる
浴槽で急に立ち上がると、
温度差で血圧が急上昇することがあります。
最悪の場合、そのまま失神して溺れる恐れがあります。
浴槽のへりや手すりにつかまり、ゆっくり立ち上がりましょう。
■入浴前に家族に声をかける
浴槽の中で失神しても、
早期発見すれば死亡事故を防げる可能性があります。
そのため、同居者がいる場合は入浴前に声をかけましょう。
一人暮らしでヒートショックが心配な時は、
・公衆浴場を利用する
・ホームセキュリティを利用する
などの方法を検討しましょう。
今回は入浴時の注意点を
メインにお話ししましたが、
トイレにもヒートショックのリスクはあります。
人感センサー付きの暖房器具で素早く暖房したり、
いきみすぎて心臓に負担をかけないよう、
便秘対策も心掛けたいですね。