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2024.07.01
外壁の材質選びによる失敗を防ぐには
今日は、外壁の『素材』による失敗についてです
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。外壁には、
・紫外線や風雨から建物を守る
・屋外からの音や熱を防ぎ、室内の環境を守る
・デザイン性によって周囲と調和したり個性を生かす
という大切な役割があります。
そのため、
「騒音がひどい地域なので、防音性は特に追求したい」
などのこだわりがある場合、
その能力を持つ外壁材を選ぶ必要があります。
一方、特にこだわりが無い場合、
「できるだけ費用を抑えたい」
「需要が多いタイプを選べば間違いないだろう」
と考える方もいるそうです。
しかし、安い外壁材や塗料には、
・耐用年数が短い分、メンテナンスのサイクルも短くなる
・周囲の住宅と比較した時、安っぽく見えることがある
・人によって好き嫌いが明確に分かれる
・建物のデザインに合わない場合がある
などのデメリットがあります。
では、どうすれば失敗を防げるのでしょう。
色の失敗を防ぐ方法と同様に、
まずは自分の好みに合う
住宅の外観を観察しましょう。
そして、その住宅にどんな外壁材が
使われているのか調べましょう。
たとえば、外壁材の一つにサイディングがありますが、
一口にサイディングと言っても、
金属系・樹脂系・木質系など複数の種類があります。
耐用年数や特徴も異なるので、
新築する場所によっては避けた方が良い種類もあります。
また、タイルのように技術力が必要な外壁材は、
業者によっては対応できないかもしれません。
ですから、あなたが選んだ業者が、
その外壁材を問題無く取り扱えるか
確認することも必要でしょう。
外壁材は、見た目や能力、初期費用も大切ですが、
その選択次第で、メンテナンスのサイクルや費用が大きく変わります。
数十年先のことも考えながら、
じっくり選びたいですね。