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2024.06.26
外壁の色選びによる失敗を防ぐには?
新築経験者の中には、外壁について失敗したと感じる方がいます
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。その理由の中でも多い『色』についてお話しします。
黒を選んだ方の中には、高級感などの外観に満足する一方で、
「白い壁より熱を吸収するので夏の暑さがつらい」
「鳥のフンや土ぼこりなどが目立つ」
「色褪せがわかりやすい」
「『圧迫感が苦痛だ』と近所から苦情が入った」
と後悔する方がいます。
一方、白を選んだ方の中には、
「換気口まわりの油汚れやコ雨のスジなど、白以外の汚れが目立つ」
「ほかの色の家より虫が集まりやすいみたい」
「『光が反射してまぶしい』と近所から苦情が入った」
と後悔する方がいます。
また、それ以外の色を選んだ方の中にも、
「サンプルと実際の色合いが違う」
「個性的過ぎたようで、周囲から浮いてしまった」
「目立たないようにと慎重になりすぎて、周囲に埋没してしまった」
と後悔する方がいます。
このような声を知ると、色選びが怖くなりますよね…。
では、どうすれば失敗を防げるのでしょう。
まずは、自分の好みに合う色合いの
住宅の外観を観察しましょう。
展示場や完成見学会の住宅も参考になりますが、
OBさん宅の見学会なら、
年数による変化を観察したり、
OBさんの感想を聞くこともできます。
また、気に入ったサンプルを見つけたら、
同じサンプルをもとに家づくりした人がいないか尋ねてみましょう。
相談次第では、外観の写真を見せてもらったり、
実際に訪問させてもらえるかもしれません。
外壁は、築後10年程で
メンテナンスの時期を迎えます。
その際、色を変えることもできますが、
それまでは新築時の色で過ごすことになります。
どんな色にもメリットもデメリットもあります。
ツートンにして、色の組み合わせや配置を工夫することで
デメリットを軽減できる場合もあるので、
担当者と相談しながら、より良い方法を探してくださいね。