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2024.05.13
家をつくる人は?
子どもに「家をつくる人は誰?」と尋ねると、
ほとんどの子が「大工さん!」
と答えるのではないでしょうか
/ 写真家 繁田 諭
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。しかし実際には、大工以外にも多くの人が関わっています。
彼らも、全員『家をつくる人』です。
ということで、今日は家をつくる人についてお話しします。
■広告・営業
家を建てたい人のため
チラシやホームページ、
モデルハウスや勉強会など、
様々な出会いの場を提供します。
その後、お客様の要望を聞いたり情報提供したりと、
様々な面でサポートして打ち合わせを重ねます。
信頼関係を築けた担当者は、
契約後や引き渡し後も
アドバイザーとして
心強い存在となります。
■設計
担当者がお客様から
聞き取りした内容をもとに
設計図を作成します。
材料の種類や量を調べたり、
見積書の作成もします。
性能や構造などを担当する設計士や、
内装や色彩などを担当する
インテリアコーディネーターが、
打ち合わせに加わることもあります。
新築現場では、大工が入る前に、
地盤改良・土工事・基礎工事・
外部設備配管工事のように、
外部の専門業者が
担当する工事を行います。
大工が現場に入ってからも、
電気工事や内装工事など、
各段階で外部の専門業者が工事を行います。
そのため、適切な時期に材料や人材を手配できるよう、
現場の状況を把握し、
管理する人は欠かせません。
あなたは、一般的な注文住宅の現場を通りかかった時、
2~3名の大工が黙々と作業をする様子を
見たことはありませんか?
あの様子を見ると、
何となく、家をつくる人は少ないように思うかもしれません。
でも、出会いから引き渡しまでを考えると、
その何十倍もの人が家づくりに
関わっていることがわかります。
もしかしたら、あなたの家づくりを通して、
お子さんがそんな仕事に興味を持つかもしれませんね。